4.2日目朝?-1




KP:【BGM:導入/Satie:Gymnopédies No.3 [Arr.Debussy] 】

KP:また次の日、いつも通りの朝、目を開けるとここ一ヶ月ほどで見慣れた天井が君を迎えてくれる……はずだった。

KP:時刻は朝なのかもしれない。体内時計は確かに目覚める時間を告げているような気がする。だが、決定的に何かがおかしい。

KP:目覚めて感じるのは冷たい床の感触。君を包んでくれていた柔らかな布団の感触も温かい体温もここには存在しない。

イヴァン:「……」

KP:目を覚ますとそこは真っ暗な空間。自分が床に倒れていることに気がつく。部屋にいたはずなのに見知らぬ真っ暗なところにいる。SANc<0/1>

イヴァン:「………」

イヴァン:CCB<=51 【 SANチェック 】

Cthulhu : (1D100<=51) → 63 → 失敗

イヴァン:SAN-1で50だね

イヴァン:「……え…あれ…」

イヴァン:視界ゼロってこと?うっすらとは見えるのかな

KP:<目星>かな

イヴァン:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 49 → 成功

KP:手探りで探すとここは四角い部屋のようだ。よーく見てみると、前方に地面にかすかに薄い光が見えるね。

イヴァン:(ドアの隙間から光が入ってきてるとか…かな)

イヴァン:「ゆめ…かな…」夢だったらいいなあ…ほっぺつねる

KP:ほっぺが痛い

イヴァン:「…いた」

イヴァン:なんだかわけがわからなくて無闇にどきどきしてるけど、まだ現実味はないから、手探りで明るい方に行ってみる。

イヴァン:扉があるのかな?って思って手探りするけど、どうかな

KP:そうだね。手探りするとすぐにドアノブのようなものが手にあたるよ。

イヴァン:その近くに、電気のスイッチとかはないのかな。

KP:部屋は真四角だけど、凹凸はそれしかないみたい。

イヴァン:うーん…聞き耳かな

KP:<聞き耳>どうぞー

イヴァン:CCB<=45 【 聞き耳 】

Cthulhu : (1D100<=45) → 81 → 失敗

KP:特になにも聞こえないみたいだね。

イヴァン:じゃあ、ドアをちょっと開けて向こうを見てみるよ。

イヴァン:薄くね。うすーく

KP:うすーく開くと光量が増えてくるね。

KP:白いって印象を受ける

イヴァン:まぶしっ、ってなりながら、外の様子をみたいんだけど…あ、ちなみにどっち開き?

KP:押しでいいかな

イヴァン:何にも見えないのかな

イヴァン:外が何にも見えないなら、その明かりで今いる部屋の様子をみてみたい。

KP:扉を開けると暗闇から突然に覗く明かりに一瞬目が眩むもすぐに目は慣れてくるだろう。

KP:次の部屋は白一色。目の前にはガラス張りの部屋、その中に見知った姿がある。

KP:ギルベルトがガラス張りの部屋の中央から出た鎖のようなもので捉えられていた。

KP:その鎖の長さはそこそこ長くガラス張りの壁までは移動できるようだ。壁を両手で叩いている。

ギルベルト:「おい、誰か…!出してくれ!」

イヴァン:えっと、つまり、白い部屋の真ん中にガラスの仕切りがあって、その向こうにギルベルトがいるってことでいいのかな。

イヴァン:声は聞こえるんだ…

KP:聞こえるね

イヴァン:じゃあ、わけがわからなくて混乱してるけど、歩いて行って、ガラスを触ってみる。「ギルベルト、どうしたの」

ギルベルト:「あ?イヴァン…?なんだ、そこにいるのか?」視線を彷徨わせてる

イヴァン:「うん……これ、夢じゃないの……かな?なんだろう…」

ギルベルト:「夢?夢ならさっさと起きてーな…悪趣味」再度壁を叩く

イヴァン:……視線を…見えてないのかな

イヴァン:「それは同意見だよ。ギルベルト、こっちへ来て……」

イヴァン:ガラスの厚みはどれくらいかな

KP:ガラスの厚さは普通かな

イヴァン:ガラスに向こうから触ってもらって、こっちからガラスをコンコンってしたら、振動が伝わるくらい?

KP:振動は伝わらないね。びくともしない。

イヴァン:伝わらないかあ…

ギルベルト:「どこに?……イヴァン?」うろうろ歩き回る

イヴァン:「………ギルベルト、見えてないの?こっちだよ」あと何メートル後ろ、とか数字で指示を出したら、彼ならこっちに来られる気がする

ギルベルト:「……何も見えねえ。」数字で指示出すならその場まで行くけど、ぺたぺた壁を触ってため息吐く

イヴァン:「…僕、ここにいるよ。ガラスの壁みたいなのがあって、その向こうに、いる…」

イヴァン:わからないなりに焦燥感を覚えつつ、触ってるギルベルトの手に自分の手を重ねてみる。これは、自己満足だけど。

イヴァン:彼に目星はできる?

KP:このあたりで部屋にノイズの入った声が聞こえてくるね。

イヴァン:んっ

KP:《人間よ、我が空間にようこそ。おっと、私に質問はよしてくれ。君たちにある試練を与える。その者を助けたければ我が空間でもがくことだな。》

ギルベルト:「はあ?なんだこれ…」

イヴァン:「試練…?」

KP:ギルベルトはガラス張りの壁をじっと見つめなにかを読んでいるようだ。

イヴァン:読み終わるまで待ってから「どうしたの?」って

ギルベルト:「……なんでもねーよ…」

イヴァン:「…え?」

KP:突然だけど1d6+2振ってもらえる?(※心臓のリミット。嘘を吐いたり気持ちを濁したりすると減っていく

イヴァン:1d6+2

Cthulhu : (1D6+2) → 4[4]+2 → 6

どどんとふ:シークレットダイス

s1d6+2

Cthulhu : (1D6+2) → 4[4]+2 → 6

ギルベルト:シークレットダイス

ギルベルト:「………」

ギルベルト:むっつりと押し黙る。

イヴァン:「……ギルベルト…?」

イヴァン:やっぱり彼に目星を

KP:<目星>いいよー

イヴァン:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 36 → 成功

KP:鎖に繋がっている以外に特に怪我などをしている様子はないね。

イヴァン:う、そうか…

イヴァン:じゃあ、部屋全体に目星してもいい?

KP:部屋の<目星>どうぞ

イヴァン:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 60 → 成功

KP:この部屋には棚、机、向かい側に扉、そして扉の隣には振り子の止まって動かない大きな振り時計がある。

イヴァン:全部ガラスのこっち側の情報?

KP:そうだね。ガラスの向こう側、ギルベルトの方はただの四角い空間だよ。

イヴァン:僕は鎖には繋がってないの?

KP:君にはないね。どこにでもいけそうだよ。

イヴァン:元いた部屋をみてくる「ギルベルト……少し隣の部屋を見てくる。ここにいて」

イヴァン:そっちの部屋に目星できる?

ギルベルト:「どこにも行けねぇよ。…見ればわかるだろ」

KP:前の部屋は目星しても特に何も落ちてないな。

イヴァン:「……僕の方、いろいろあるみたい……少し見てみるから、待って…」

イヴァン:机を見に行こうかな

ギルベルト:「早くしてくれよ…」

KP:机の上には1冊のファイルがあるね。

イヴァン:表紙にはなんて?

KP:表紙には何も書いていない。

イヴァン:開く。どんな内容かな?

KP:ファイルを開くとそこにはギルベルトが生まれた時からの写真が貼ってある。

KP:それをめくっていくと最後のページをめくろうとしたら新しいページが現れた。

イヴァン:「……」

KP:新しく現れたページの最初にガラス張りの中に繋がれたギルベルトの写真

KP:<目星>

イヴァン:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 85 → 失敗

KP:君はそのままファイルを閉じちゃうだろうね。

ギルベルト:「……なあ。」

イヴァン:「…なに?」気になりつつ、呼ばれて顔を上げる

ギルベルト:「…お前が俺と友達になった理由聞かせてくれよ」

イヴァン:「……理由?」

ギルベルト:「理由だ、理由」

イヴァン:「…どうして?理由か…考えたこと…なかった」

ギルベルト:「っ……そう、かよ…」

KP:ギルベルトは胸を鷲掴みにして少し苦しそうな顔をする。

イヴァン:一瞬だけ考えてから、「…僕と友達に、なってくれたから…だよ。」

イヴァン:「…ギルベルト?どう…したの…」

イヴァン:どうしよう、具合悪いのかな…応急手当じゃなにもわからないかな

KP:今わかることは何もないかな。

ギルベルト:「…別に、なんでもねー」

イヴァン:何でもないことないよね…やだな。恐る恐る、ギルベルトのところへ行く。様子を窺いながら。

イヴァン:「…君が、どんなに素敵で、格好良くて、完璧でも……そうじゃなかったら僕は、友達にはならなかったと思う」

イヴァン:「君が僕を……受け入れてくれたから、だよ……」

ギルベルト:「……そっか」

ギルベルト:何回か深呼吸してるうちに顔色を取り戻す。

イヴァン:「……何か、あったら…言って。もう少し待って、こっちを見てみるから。」

ギルベルト:「……さっさと、行けよ」

イヴァン:「…うん」

イヴァン:ギルベルトのことは気にしつつ、棚を見てみるよ

KP:棚…ごめん、本棚だった

イヴァン:じゃあ本棚。うん。図書館?

KP:<図書館>だね

イヴァン:CCB<=45 【 図書館 】

Cthulhu : (1D100<=45) → 86 → 失敗

イヴァン:ううっ

KP:特に君の目にとまるような本はなかったね。

イヴァン:向かいの扉っていうのは、さっき僕が入ってきたのとは別ってこと?

KP:そういうこと~

イヴァン:じゃあまず時計を見てみる。

KP:古時計の振り子は止まっていて動いていない。

KP:<目星>かな

イヴァン:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 87 → 失敗

イヴァン:べ、別の技能で…

KP:今は!何も!見つけられなかったね~

イヴァン:古物修繕とか…ネジが止まってるだけか、壊れてるのかとかわかるかな

KP:時計に何したいかが分かったら、あとで+10でしてもいいよ~

イヴァン:わかった。時間は何時になってるの?

KP:時間は関係ないけど8時くらいかな

イヴァン:ふうん…

イヴァン:とりあえず扉を確認しようかな…

KP:扉には鍵がかかっていて開けれないよ。古いタイプの鍵穴で小さめの鍵が必要だね。

イヴァン:「…鍵がいるんだ」

イヴァン:ノックする

KP:お返事はないよ~

イヴァン:一応聞き耳

KP:<聞き耳>どうぞー

イヴァン:CCB<=45 【 聞き耳 】

Cthulhu : (1D100<=45) → 67 → 失敗

KP:ギルベルトが動いた布擦れが聞こえた。

イヴァン:ちらっとそっちを確認して……そうだな、本棚に戻ろうかな。

KP:うんうん

イヴァン:どんなジャンルの本があるかとかって、パッと見てわかるかな。言語とか。

KP:<目星>に成功したら違和感がわかったって感じで+10してもいいよ

イヴァン:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 38 → 成功

KP:図書館に+10して本を探していいよー

イヴァン:CCB<=(45+10) 【 図書館+10 】

Cthulhu : (1D100<=55) → 33 → 成功

KP:じゃあ、君は1冊の本が気になった。それは手に取ると日記みたいだね。

イヴァン:「日記みたいなのがあるよ」って、ギルベルトに教えつつ、開いてみる

ギルベルト:「そんなの。…日記なんか見てる場合じゃないだろ、こんな時に」

KP:日記の内容は次回だすよ!

イヴァン:わかったよ!



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