5.2日目朝?-2
●●●セッション二日目
KP:【BGM:導入/Satie:Gymnopédies No.3 [Arr.Debussy] 】
イヴァン:Доброе утро!よろしくね
KP:おはよう!日記の情報出すところからだね~
イヴァン:それなんだけど…
イヴァン:ちょっとギルベルトが渋ってるから、先に話してみようかなって…
KP:うんうん~
イヴァン:「ギルベルト…こっちには机と本棚と、動かない時計と、開かない扉があるんだ…。今、手掛かりらしいものはこの日記くらいなんだけど……読まないほうがいいと思う?」
イヴァン:って言いながら、日記は机において、ファイルをもう一回パラパラしていい?もう一回目星できないかな
ギルベルト:「なんでも俺にきくなよ。少しは自分で考えろ…」
イヴァン:「君が、読んでいる場合じゃないって言うから。わかったよ。少し、調べてみるから…少し、辛抱して…」
KP:ファイルに目星をするなら-10くらいかな
イヴァン:CCB<=(75-10) 【 目星-10 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 33 → 成功
KP:出目がいいね!
イヴァン:よ、よかった…(のかな?)
KP:さっきファイルを開いた時にはなかった文章が書き足されてるよ
イヴァン:なんだろ
KP:具体的には最後のページの下のほうに
KP:『一体ここはなんなんだ。さっきからイヴァンの声は聞こえるのに姿が見えない。あいつには俺が見えてるみたいだ。あいつが俺にこんな事するわけが無い。けどさっきから壁に書かれる文字もどうやって書かれてるのかは分からないけど、一体何を意味するんだ?』
イヴァン:超自然的ではあるけど……彼の心象なのかな…
イヴァン:壁の文字……気になるけど聞くのは後でにしてみよう。彼、何だか苛ついているか、何か隠してる気がして、不安だから。
イヴァン:日記を読むよ
KP:うふふ
KP:日記はそのまま読めるよ
イヴァン:時間かからなさそうなら、そのまま読む。
KP:『1日目。突然こんなところに連れてこられた。いや、連れてこられたというよりは気付いたらここにいた。そして彼はガラス張りの部屋に閉じ込められていた。脱出できる手がかりが無いか他の部屋も探してみた。奥の部屋に不気味なショーケースがあった。寒くて長くは探れなかったけどあれはなんだろう…?動いていたみたいだけど。
2日目。1日たっても脱出出来ない。彼とは会話は出来るが向こうは見えていないようだ。ときおり彼がなにか質問してくる。それにいくつか答えていると突然彼が苦しがった。
3日目。だんだんと怖くなった。彼を救ってこの空間から逃げ出すことはできないのじゃ無いのか。それとも私1人なら繋がれているわけでも無いし逃げ出せるかもしれない。
4日目。また質問された。彼は私のことが嫌いになったの?彼は苦しそうに膝をついた。その様子を見て怖くなった…
段々と息苦しそうにしている。助けようにもガラス張りの部屋には扉がない。またあの声がした…。奥の部屋に現れたこれで…そしたら出られる…帰れる…仕方ない…』
イヴァン:ビアンカさんかな?
イヴァン:間違った、嘘つき、素直に……だっけ?すぐには結びつけられないけど、昨日直近で聞いたことではあるし、ちょっと気にはしておこう
KP:はーい
イヴァン:あの扉は脱出口ではないんだね…時計に、鍵を探すつもりで目星はできる?
KP:察しがよくてKP嬉しいなあ
イヴァン:だってもう他に残ってるところないし…
KP:鍵を見つけるつもりだったら…
KP:君は振り子の中に何か光るものを見つける。中を開けてそれを取り出すと埃の被った小さな鍵だ。
イヴァン:「…鍵があった。」声に出しながら、扉に使ってみる
KP:カチャッと確かな手ごたえを感じるね
イヴァン:「開いたよ。少し先を見てくるから、待ってて」ギルベルトはどんな様子?
ギルベルト:「………」一瞬口を開くけど結局何も言わないでしっしって手で追い払う動作をしてる
イヴァン:「……「雪の女王」みたいだな…」ってつぶやいて、隣へ行くよ
KP:はーい
KP:扉を開けるとそこはずらりと肖像画が壁一面にかけられた部屋だった。奥には鉄製の頑丈そうな扉がある。
イヴァン:寒い部屋っていうのは、ここかな…寒い?
イヴァン:というか今の服装が気になるよ。寝巻き?
KP:そうだね、寝た時のままだね!
KP:寒くはないよ~
イヴァン:ちゃんと服着て寝てよかったよ
KP:服脱ぐ人も多いもんね!
イヴァン:そうそうやましい意味じゃないよ!
イヴァン:肖像画を見てみる。
KP:自分の目線の高さにある肖像画だ。描かれている人物に覚えはない。
イヴァン:有名な絵画じゃない…って事でいいのかな
KP:そういうことだね!
イヴァン:奥の鉄扉に行くよ。聞き耳…の通じなさそうな扉だけど、してもいい?
KP:そうだなあ、奥の鉄扉に近づくと扉の上に吊るしかけられた鹿の頭が首を下げる
イヴァン:「わ、こんにちわ」
KP:『この先に行きたいのか』
イヴァン:「そういうわけじゃないけど、何がある部屋なの?」
KP:『行くのは別に止めないけどあんまり長居はオススメしないね』
KP:それっきり黙っちゃうよ
イヴァン:「……」つんつんしてみる
KP:上質な毛並みを感じる
イヴァン:ふかふか…
KP:鹿は毛が固いから僕の方がふかふかだよ~
イヴァン:早く帰って靴下ぎゅうってしたいな~
イヴァン:扉を開けようかな。
KP:扉を開けると部屋の奥から冷たい凍えるような風が吹く。部屋の中は真っ暗だね。
イヴァン:明かりのスイッチみたいなのはないかな?こっちの部屋からの明かりで、探索できそう?
KP:<目星>いいよ~
イヴァン:CCB<=75 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 25 → 成功
KP:扉の内側に電気のスイッチを発見できるね
イヴァン:よかった!ぱちってする
KP:ぱちっ!
KP:明かりをつけるとそこは冷凍庫のような部屋だった。向かって右の壁には冷凍された肉の塊が。左の壁には冷凍されたパンが。そして奥にはなにやらショーケースの様なものが見える。
イヴァン:日記にショーケースってあったね…動いてる…って記述も頭に入れつつ、それを見てみる。
イヴァン:「…寒いなあ…」
KP:小さなガラスのショーケース。中には瓶が入っている。そのショーケースからはかすかに温もりを感じることが出来る。
KP:瓶の中身はホルマリン漬けのような液体になにやら定期的に動く肉の塊が入っている。
イヴァン:「……なんだろう、これ…」
KP:<目星><医学>かな
イヴァン:瓶は一つ?あ、心臓…とかかな
イヴァン:CCB<=75 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 53 → 成功
KP:臓器のようなものに見えるね。
KP:あと、このケースの奥にさらにもう一つ一回り大きいショーケースがあるが中身は空っぽみたい
イヴァン:医学初期値でなんの臓器かわかる?
KP:医学に成功したらね
イヴァン:CCB<=5 【 医学/初期値 】
Cthulhu : (1D100<=5) → 33 → 失敗
イヴァン:「…なんだろうな」
KP:君はこの瓶の中の臓器が気持ち悪いな~って思った。
イヴァン:「…悪趣味」
イヴァン:肉とパンには目星できる?
KP:目星いいよー
イヴァン:CCB<=75 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 3 → 決定的成功/スペシャル
KP:肉とパンはカチカチに凍っている。肉は生だけど、パンについては解凍したら食べれるんじゃないかなって感じるね。
イヴァン:……持って出ようかな…日記の記述だと、何日かいる羽目になるかもしれない
KP:どちらの棚もびっしり綺麗にならんでいて誰にも手はつけられてないと思うよ。
イヴァン:じゃあ、何個か持っていくよ。
KP:はーい
KP:そろそろ寒くなってくる頃かな。
イヴァン:うん。ギルベルトのとこに戻る。
イヴァン:パンは…机に置いておこうかな。
KP:白い部屋まで戻ってきたところで君が出て行く前とちょっと変わったことがある。
イヴァン:うん
KP:ギルベルトの部屋に知らない小さな女の子が1人入っている。
KP:ギルベルトはその女の子と仲良さそうに話したり頭を撫でてあげたりしている。
KP:その女の子は金髪の癖っ毛でモコモコのアウターにスカート、タイツを履きムートンを履いている。
イヴァン:小さい子…何才くらい?
イヴァン:(あったかそう)
KP:うーん
どどんとふ:シークレットダイス(※女の子の年齢は?)
s1d6+2
Cthulhu : (1D6+2) → 3+2
KP:シークレットダイス
KP:5歳くらい
イヴァン:「ギルベルト、戻ったよ。…その子は?」
ギルベルト:「ん?急に現れたんだけど姿が見えないお前よりはこいつといる方が安心する」
KP:相変わらず見えてはないみたい。声の位置から大体の場所は見当をつけてしゃべってるみたいだけど視線が合わないね。
イヴァン:「…そっか。…こんにちは」女の子は反応ある?
KP:女の子はギルベルトにぴったり抱きついて離れないね。
イヴァン:…僕の声は聞こえてるのかな。うーん
イヴァン:彼が心細くないなら、いいや…僕はちょっと心細いけど
KP:「ギルベルト…あたし、なんだか怖いわ」って声が聞こえてくる。その姿に君は何かひっかかりをおぼえるね。
イヴァン:ひっかかり。
イヴァン:何か技能はふれる?アイデア?
KP:その女の子は君の方をしっかりと見据えてにやりと笑っている。
KP:そして声には出さないものの君に向かっていうように口元を動かしている。
イヴァン:なんだろ
KP:振るのはオープンで<心理学>
イヴァン:CCB<=20 【 心理学 】
Cthulhu : (1D100<=20) → 2 → 決定的成功/スペシャル
KP:『彼は貴方なんか好きじゃない。あたしが彼をもらってあげる』と言っていることが分かる。
イヴァン:「…」
イヴァン:動揺するけど…女の子っておませだからね…。この子からしたら僕が部外者だろうし。不安感が強くなるけど、落ち着こうと思って何とか頭の中で理屈をつける。
イヴァン:「ギルベルト…少し、訊いてもいい?」
ギルベルト:「…なんだ?」
イヴァン:「…」
イヴァン:「…あのね、さっき「試練を与える」って声がした。それは、君には聞こえてた?」
イヴァン:「「その者を助けたければ我が空間でもがくことだな」って。」
ギルベルト:「……そうだな。」
イヴァン:「…その時、何か文字を読んでいたでしょう?それ、僕には見えないんだ…」
イヴァン:「試練って何かなって、探し回ってみたんだけど…よくわからなかった。そっちはなんて書いてあったの?」
ギルベルト:「なんでもねーって言っただろ」
イヴァン:「……それは、僕が知らない方がいいこと?」
ギルベルト:「何もなかった!細かいことでいちいちうるせぇな。鬱陶しい!」
イヴァン:「……ごめん。」
KP:このあたりで君は胸に痛みが走る。
イヴァン:えっ、僕?!
KP:そうだね~
イヴァン:「……いたた」
イヴァン:胸、どの辺かな…
イヴァン:「……さっきギルベルトは僕に質問して痛がってたし……質問、すると…痛くなるのかな…」
KP:<アイデア>ふっておいいよ
イヴァン:CCB<=50 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=50) → 10 → スペシャル
KP:ちょうど左胸のあたりだね
イヴァン:(やっぱり心臓じゃないー)
ギルベルト:「…あのさ」
イヴァン:「……何?」
ギルベルト:「こいつ行くとこ無いみたいだしここから出れたら俺、こいつの面倒みるけどいいよな?」
イヴァン:「…行くとこない。お母さんとお父さんは?」
ギルベルト:「覚えてないって。なんか気づいたらここだったってさ」
イヴァン:(既視感!!)
KP:おかしいにゃん?
イヴァン:「…そうなんだ…それは、心配だね。君がそうしたいなら…そうしてあげて」
イヴァン:面倒見るって、親を探すとか警察に手続きするとか、そういう面倒だよね?って無理矢理自分を納得させる。一緒に住むとかって言われたら嫌だな…とか、内心は思ってるけど、こんな小さい子にヤキモチやいて排除したいって思ってて、僕は悪い子だな。
ギルベルト:「……そうだな、好きにする」
イヴァン:(このPCギルベルトの子育て能力については未知数だけど…無理ってことはないでしょ)
ギルベルト:(まあ、今も子育てみたいなもんだし…できないことはなさそうだな)
イヴァン:(否定できない~~!)
イヴァン:「出れたら……ギルベルト、あのね、こっちで見つけた日記なんだけど……」日記の内容を共有する
イヴァン:「自分でも変なこと言うなって思うけど……書いたのはあのビアンカさん、にも思えて……」
ギルベルト:「…それで?」
イヴァン:「……君をちゃんと、出してあげられるのかなって…」
イヴァン:「『雪の女王』って童話があるでしょう。仲のいい男の子と女の子がいて…。」
イヴァン:「雪の女王が男の子をさらって、目と心臓に氷の欠片を突き刺すんだ。」
イヴァン:「でも僕の国では、女王と女の子が同一人物だって解釈があるんだよ。」
イヴァン:「君を閉じ込めているのが、僕だったらどうしよう…。」
イヴァン:この辺で下を向く。
イヴァン:ここからじゃ、僕の涙は彼に届かないしね…
ギルベルト:「……お前は、こんなこと…しねえよ」
KP:ギルベルトがぽつりと呟くと君の胸がぎゅっと痛くなるよ
イヴァン:「……まあ、どうやったらできるのかも、わからないけどね…」
イヴァン:…なんだろう。この痛みが、正解、なのかな…。なんだろう…。
KP:君たちが話し込んでいると、室内にまたノイズの入った声が聞こえてくる
イヴァン:んっ
KP:《やぁやぁ、なかなかお困りのようだね。そんな君に私から素敵なプレゼントを送ろう。奥のショーケースに入れてあるそれで瓶の中身を撃つならば君だけはここから出してあげる。さてどうするのか楽しませてもらうよ》
イヴァン:「……"君"っていうのは、僕の方で合ってる?」
イヴァン:質問はよしてくれ、なのはわかってるけど
KP:どうだろうね。でも、ギルベルトの部屋に何かが現れた様子はないね~
KP:音声はぷつっときれてしまう。
イヴァン:「……閉じ込められたのが、僕の方ならよかったのに…。」
イヴァン:そうだ、瓶は一つなんだよね?
KP:瓶は1本だったね。
イヴァン:それから……疑いようはないとは思うけど、ファイルの文字はギルベルトの筆跡?
KP:君はギルベルトの筆跡をよく知ってるね。文字に見覚えはないよ
イヴァン:見覚えないんだ…。
イヴァン:見覚えないのか……それはちょっと、怖いな…。
イヴァン:(というか、日記の4日目までもうきてるのかな……)
イヴァン:「ギルベルト、また、少しここを離れる……何かわかったら、教えてね」
イヴァン:奥の部屋に行ってみる
KP:ギルベルトから返答はないみたい。
KP:移動~
イヴァン:…いいよ。想像はできてたけど、何か言ってくれたらいいのに。移動~
KP:おとなり
イヴァン:とりあえずここは素通りで、一番奥に行くよ。
KP:はいはい~
KP:電気はつきっぱなしだね。君が最初に見たショーケース、その後ろの一回り大きな、先ほどまでは空だったケースの中に一つの拳銃が現れてる。
イヴァン:拳銃か。
イヴァン:中を見てみる。弾は何発?
KP:種類に指定はないんだけど、弾は1発だね。
イヴァン:マカロフがいいなあ。一発か。大事に使わないとね。
KP:ショーケースに触れると、わたあめが解けるようにショーケースは溶けてなくなり、簡単に拳銃を手に取ることができる。
イヴァン:拳銃は、とりあえず入手しておくよ。それから肉も試しに一つ、溶かしてみようかな。
イヴァン:瓶は、相変わらず?
KP:拳銃を手持つと瓶の入ったショーケースがパリンと割れる。すると中の瓶の底がパキパキと凍り始める。
イヴァン:「!」
KP:肉は普通に溶けるかな~、ガチガチだから解凍には1時間はかかりそうだけど
イヴァン:え、肉と瓶と拳銃を抱えて、部屋を出るよ
KP:わあ、大荷物だね!
イヴァン:とりあえず鹿さんのとこで一息つく。あの部屋を出て、瓶はどんな様子?
KP:瓶は底のほうが真っ白になっている。不思議と溶ける様子はないね。
イヴァン:「……」
イヴァン:心臓、なのかなこれ…
KP:肖像画の部屋ではなんかまわりがザワザワしている。
イヴァン:あ、この部屋なんなんだろうと思ってたよ。
イヴァン:瓶を抱えたまま、きょろきょろする。
KP:<目星><聞き耳>かな
イヴァン:CCB<=75 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 76 → 失敗
イヴァン:CCB<=45 【 聞き耳 】
Cthulhu : (1D100<=45) → 84 → 失敗
イヴァン:うったりない…!
KP:君は何かに見られているような視線を感じる。
イヴァン:「だ、誰…?」
イヴァン:鹿さんじゃないよね?
KP:鹿さんとは目があわないね~
KP:あと、ざわざわによく耳をすませると
イヴァン:う、うん
KP:『本当は嫌われているんじゃ無いの』
『あなたの事なんて鬱陶しく思ってるわよ』
『お前の態度にいつも苛立ってるよ』
『俺とあんたは分かり合えないって言ってるよ』
『あんな奴のどこがいい』
『あいつが居なくなれば小言言われることもないじゃないか』
『あんただけなら俺たちが逃がしてやるよ』
っていう声がしているね。
KP:<アイデア>振ってみようか
イヴァン:「……」僕が駄目な子だってことくらい、僕は自分でわかってるよ…
イヴァン:CCB<=50 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=50) → 53 → 失敗
KP:うーーーーん
イヴァン:肖像画をじーっと見る
KP:とっても嫌な気分になった!
イヴァン:嫌だなあ!
KP:肖像画を見るならもう1回目星しようか!
イヴァン:CCB<=75 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 37 → 成功
イヴァン:お慈悲~~~
KP:見覚えがないと思っていた肖像画に1枚だけ覚えのあるものを見つける
イヴァン:ん
イヴァン:ビアンカの相手さん?
KP:よく見てみると、それはギルベルトの部屋にいた少女の姿によく似ている。
イヴァン:少女。
イヴァン:それは考えてなかった!
KP:肖像画に近付くとその女の子は泣いているね~
イヴァン:「…どうして、泣いてるの?」
肖像画:「お兄ちゃんがいないの…」
イヴァン:「お兄ちゃん…」
イヴァン:「かわいそう…それは、さみしいね…」
肖像画:「お兄ちゃんが出てこれないの。早く出してあげたいのに私にひどいことを言うの…」
イヴァン:こんなちっちゃい子に探索させるなんてなんてひどい邪神なんだろ!
KP:市民、邪神とはなんですかー?君のクリアランスには公開されてないにゃん
イヴァン:おっと、僕はコミーの反逆者じゃないですUV様
イヴァン:「泣かないで……きっと、理由があるんだよ…。悪い魔法にかかっているのかもしれないよ」
イヴァン:肖像画だけど、頭のとこをよしよしする
肖像画:「だから、私もいっぱいひどいことを言ったの。お兄ちゃんすごく苦しそうな顔をしたわ」
イヴァン:ひどいことでも苦しくなるんだ……会話がいけないのかな…
イヴァン:「それで、君は、そのあとどうしたの?」
肖像画:「だから、あたし…うったの。出してくれるって言ったから、でも…なんで…」
イヴァン:「…怖かったね。それで…?君と、お兄ちゃんはどうなったの?」
肖像画:「変な大人の人がきたわ…連れてかれて、気づいたら…あたし、ここに…」
イヴァン:「……そっか。」じゃああの女の子はなんだろうな、って思ってようかな
イヴァン:「…ありがとう。僕も、僕の友達を、出してあげたいんだ…。」
肖像画:「どうすればよかったの…あたしのせいで…お兄ちゃん…」
イヴァン:「お兄ちゃんはどうなったの?」
肖像画:「お兄ちゃんと一緒に帰りたい…大好きだったお兄ちゃん…ごめんなさい…もう伝えられない…ごめんなさい…」
KP:それきり肖像画はごめんなさいと繰り返す。
イヴァン:「……」ちょっともらい泣きしそうになってる
イヴァン:「この方法は、だめみたいだね…」拳銃をちらっと見る。
KP:絵がしゃべってるけど、さっき鹿もしゃべってたからSANcはいらないね
イヴァン:う、あ、ありがと…
イヴァン:「僕なんかじゃなくて、彼を帰らせてあげることはできないの…それなら、撃ってもいい。」
イヴァン:拳銃と肉と瓶を持って、元の部屋に戻る。拳銃と肉は、また机におくよ。瓶は抱えてる。
KP:はーい
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