7.シナリオ背景/成長処理
●●●シナリオ背景
●シナリオ概要
邪神ニャルラトホテプが暇つぶしに人間観察を始めた。人間とはなぜ素直になれぬ生き物なのか?
それを見てあることを思いつく。
観察用に二人の実験台を自分が作り出した空間に連れてくる。その空間で素直な言葉を伝えないと、実験台にはある罰が下される。
嘘をついたり言葉を濁した場合その相手の心臓機能が低下。
ある回数を超えると相手の心臓は止まり、体の温度も冷えロスト。
NPCには探索者に見えない文字である指示が出されています。
「相手に嫌われれば、その相手が出られるということ。この事を相手に教えると相手に災いが起こること」
(※相手への好意に対して嘘をついているという扱いになるため、心臓のリミットが減る)
●ビアンカさんについて
ブラフと誘導用の演出(あと、イヴァンに”はじめてのおつかい”をしてもらいたかった)。
いつも一緒にいる男性と両片思い中。
「今日は仕事があるから~」とか言われ残念にしてたところ、外で相手の男性が美女と歩いてるのを見つけちゃって
「嘘吐いてまで女の子と!」とか「素直に好きって言えばよかった」みたいな内容で怒り泣きしてた。
ギルベルトは「本人に確認したか?」とか「お前だってこんな時に俺のところにいるだろ。でも、友達だよな?」のように落ち着かせて家に帰した。
後日、美女とはただの仕事だった…と判明し、次回はカップルとしてお店にきてくれるようになる。
●肖像画の女の子
以前に閉じ込められた兄妹。
檻の中に現れた女の子はニャルラトホテプが用意した姿写しでお互いが傷つけあうように仕向けてくる。
絶対に相手を嫌いにならない強い意志をみせるとあっさりと開放してくれる。(人間観察の目的は達成されるため)
●ギルベルトの行動について
イヴァンを外に出したくて壁の指示に従おうとする。
拳銃があったことを聞き、使えば=自分を撃てばイヴァンが出られるならばそれでいい…とも考えるが、自分だけでは意味がない…とイヴァンにはっきりと否定され、強がりで張り詰めていた気を緩める。
●「雪の女王」とイヴァンの行動について
セッション中に語った通り、イヴァン(PL)はこのシナリオのギミックは「雪の女王」をモチーフにしているのでは?と思っていた。「雪の女王」では男の子の凍った瞳または心臓に主人公の涙が落ちることで氷が溶ける。そのためイヴァンは心臓の瓶をずっと抱えていたし、積極的に泣くRPをする機会をうかがっていた。
あの話をした時、イヴァンには自分のせいでギルベルトの生活を曲げていないか、自分の執着心が彼を縛っているんじゃないか…という考えがよぎっていた。だから自分が死んだら相手が解放される?という考えにも至った。
なお、セッション当日に地上波でアナ雪が放送されていたけどそれは関係ない。ソ連アニメの「雪の女王」は名作なのでぜひ見てくださいね。
●●●成長とクリア報酬
イヴァン:【BGM:日常,夜/Debussy:Deux Arabesques No.1 in E major】
KP:クリア報酬はSAN値に1D6
イヴァン:1D6
Cthulhu : (1D6) → 6
KP:すごいね!
KP:わあわあ
イヴァン:やった~~!!SAN55だね!全快(60)に近づいてきた
KP:あとは成長チェックだね
イヴァン:成長はね、目星と心理学と料理だね
イヴァン:CCB<=75 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 81 → 失敗
イヴァン:CCB<=20 【 心理学 】
Cthulhu : (1D100<=20) → 3 → 決定的成功/スペシャル
イヴァン:CCB<=5 【 料理 】
Cthulhu : (1D100<=5) → 54 → 失敗
イヴァン:1d10 //目星
Cthulhu : (1D10) → 7
イヴァン:1d10 //料理
Cthulhu : (1D10) → 1
イヴァン:い、いち…
KP:うん、料理は失敗してたもんね
KP:仕方ないね…
イヴァン:相変わらず心理学は失敗前提技能だね
KP:女神様がいいぞもっとやれって言ってるね
イヴァン:幕間成長もしてみる?ここまでの一ヶ月で…料理と写真術をお互い教え合いっこして…。
ギルベルト:やるか!
イヴァン:2010るるぶ準拠で、これも振って失敗したら1d10(※本来のルールだと発狂中のイヴァンは幕間成長ができないのですが、基本ソロプレイ卓の優遇措置としてそのまま成長ロールをするハウスルールに。)
ギルベルト:CCB<=13 【 写真術 】
Cthulhu : (1D100<=13) → 91 → 失敗
イヴァン:CCB<=6 【 料理 】
Cthulhu : (1D100<=6) → 11 → 失敗
ギルベルト:ま…まだ、まだ……カメラは落として、ねぇし…
イヴァン:危うく成功するところだった…
イヴァン:1D10 //料理
Cthulhu : (1D10) → 3
イヴァン:しょっぱい…
ギルベルト:1d10 //写真術
Cthulhu : (1D10) → 10
ギルベルト:完璧だ
イヴァン:ギ、ギルベルトさすがだよ……かっこいい…
ギルベルト:イヴァンの話をちゃんと真面目に聞いてたぜ!
イヴァン:教えがいがあるね~
ギルベルト:まあ、Str対抗はあれだ(※イヴァンがソファから振り落とされたとこ)
ギルベルト:ちょっと悪いことしたかな、と思って…夜はこっち来いって言った
イヴァン:…そうだったんだ。あれはあれで、日常のもちゃもちゃしてる感じがして楽しかったよ
ギルベルト:あんまりぐいぐいくるから…びっくりした…
イヴァン:ごろごろしてくっついてるの好きなんだよね…
イヴァン:新しいベッドでいっぱいごろごろしたいね~
ギルベルト:反射的に食われる…!って思うみたいな?熊??
イヴァン:もっと積極的にくっついて君には慣れてもらわないと…
ギルベルト:広めにしないとまた叩き落すからな~
イヴァン:叩き落とされないうちに食べちゃったほうがいいのかな…
ギルベルト:!? オレサマ、オイシクナイ……
イヴァン:美味しいと思うな~。うふふ
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