4.2日目夕




KP:イヴァンは下を向いて、その場に立ち尽くしている。

ギルベルト:「……イヴァン?」さすがに動揺してるから少し声が掠れる

イヴァン:「……」

イヴァン:「……ギルベルト……。ごめん…。」

KP:イヴァンはひどくまばたきをして君の顔と自分の手と、何度も視線を彷徨わせている。

ギルベルト:「謝れなんて言ってねぇ…」手をぎゅっと捕まえる

イヴァン:「………。ごめん…。」

KP:彼の声はひどくふるえている。何か追求したかったら、交渉技能かRPだよ。

ギルベルト:「イヴァン…!」ちょっと声を荒げる

ギルベルト:「俺は、お前に…謝れなんて言ってない。説明しろ」

KP:イヴァンは捕まえられた手を振りほどこうとはしないけど、その手のひらには力が入っていない。握り返されることはないね。

イヴァン:「……僕…僕は……。」

ギルベルト:「何かあるなら、何か重たいもんがあるなら…、俺だって持ってやることくらいは出来るはずだろ」

イヴァン:「………」

イヴァン:ちらり、と君の顔を見る。「……だめ……なんだ…。言え、ない……。」

ギルベルト:「俺に出来ることなんてほんの少しだけど…お前に全部やったんだから、ちゃんと使えよ」

イヴァン:「……」

イヴァン:「……。これを、話したら……君に悪いことが起こるかもしれない。だから…」

イヴァン:「君は、知らなくて、いいんだ……。それで、大丈夫……。これからは、僕が、そばにいるから……。」

ギルベルト:「勝手に決めて、勝手に納得してんじゃねーよ。”かも”なんて曖昧な言葉で誤魔化すな…!」

ギルベルト:「どうせ悪いことなんて、今まで何個も起きてきた。お前の話には…お前に悪いことがないっていう話が何も入ってねぇだろ!……頼むから」

イヴァン:「……。」

KP:ちょっと<アイデア>してくれるかな?

ギルベルト:CCB<=90 【 アイデア 】

Cthulhu : (1D100<=90) → 52 → 成功

KP:君はイヴァンの「これからは、僕が」という物言いが気になる。「これからは、僕が」。では、これまでは?

イヴァン:「……僕、に、悪いことは…」視線を彷徨わせる。瞬きもしてるかな

ギルベルト:「不安なんだ。…お前は今までだって傍にいた。分かってる。いなくなるなんて思ってねぇ」

イヴァン:「……」

イヴァン:「…うん。僕、は、いなくなったり、しない…。」

ギルベルト:「だったら、なんで…それをなかったことみたいに言うんだよ。これからってなんだよ…、何見て言ってんだよ」

イヴァン:「…ギルベルト」

ギルベルト:「お前、ちゃんと俺の目見て言えるか?言えないだろ?お前が何か隠すんなら、それは俺のために何か考えてるんだろうけど…別にそれは疑ってねぇよ。」

ギルベルト:「でもそんなの…そんなことで、俺を守ってるとか。ばかみたいな自己満足するなよ!」

イヴァン:「……違う…。」

イヴァン:「……違うんだ…ギルベルト。僕は……」

イヴァン:「僕は………君のことは、よく知ってるよ。」

イヴァン:「言ったらだめ、なんだ………。でも、多分、話したほうがいいことだと、思う……。黙っていたいけど、きっと、隠せない。」

ギルベルト:握り返されなくてもきつく手を握る。

イヴァン:「落ち着いて聞いて。」まっすぐに君を見る。

イヴァン:「…それに、できれば、僕を、嫌いにならないで……。」

ギルベルト:「……イヴァン」

ギルベルト:はぁ…と大きく息吐いて一度呼吸を落ち着かせる

イヴァン:「……」

ギルベルト:「……あのな、俺は、多分お前が考えてる以上に。ちゃんとお前のこと好きだから」

イヴァン:「………うん。わかってる。」

イヴァン:「……僕は…。」

ギルベルト:じっと見る

イヴァン:「……」

イヴァン:「僕は、イヴァン・ブラギンスキじゃない。」

ギルベルト:「………は?」

イヴァン:「あの男に言わせるところの、偽物……。イヴァンのクローンみたいな、存在、なんだ…。」

イヴァン:「で、でも、でもね…!僕はイヴァンと何も変わらない…記憶も、心も、あの子そのものなんだよ!」

イヴァン:「クローンで、身体が別だっていうだけで……何も、変わらない…。」

イヴァン:「……だから……。ごめん…。」

KP:君の信じていたイヴァンは、イヴァンではなかった。目の前の相手が冗談でこんなことを言っているわけではないことは、その話しぶりからも明らかだ。<SANc 0/1D3>

ギルベルト:「え、ちょっと…待て、え…え…?」さすがに混乱して呆けてる

ギルベルト:CCB<=57 【 SANチェック 】

Cthulhu : (1D100<=57) → 78 → 失敗

ギルベルト:1d3 //SAN減少値

Cthulhu : (1D3) → 3

KP:SAN54だね。

ギルベルト:最大値!

KP:かなり動揺したね。

KP:イヴァンは視線をそらし、下を向いている。

KP:(イヴァンはイヴァンではない、とのことだけど、便宜上このまま「イヴァン」表記だよ。)

ギルベルト:「ちょっと…え、わかるように…説明、しろ…。なんて…?え…」声が震える

イヴァン:「………」

イヴァン:「……わからなくても、いい…。」

ギルベルト:「なんで…、なにを?だって、え…?」

イヴァン:「…僕は、君の"イヴァン"を元に作られた存在で……君の家をこの前出たところまで、あの子の全部を引き継いでる。だから…」

イヴァン:「君は、何も、心配いらないよ…。」

ギルベルト:「……イヴァンは?元に…って、そもそも何でそういうことになるんだ」

イヴァン:「……お願い。忘れて…。君は、今まで通りだよ。だから…。」

KP:迷ってるなら<心理学>でもいいよ。

ギルベルト:「何で、忘れられると思う…?今まで通り?何が?こんな話……」腕から力が抜ける

ギルベルト:ちょうど頼もうと思ってた。心理学

KP:はーい

[雑談]KP:<心理学>は自主的に振らせたい主義なんだけど、ここはシナリオでは強制、って指定なんだよね

どどんとふ:シークレットダイス

Sccb<=(84+30) //ギルベルト心理学+シナリオ補正

Cthulhu : (1D100<=114) → 7 → スペシャル

KP:シークレットダイス

KP:目の前のイヴァンはまだ君に隠していることがある。本物のイヴァンは…?それを君に話すべきか、迷っているようだ。

ギルベルト:「言えよ。俺のことよく知ってんだろ…?こんな中途半端な状況で納得なんてしねーよ」

ギルベルト:「お前はいなくなったりしないって…、そういうことか?」さすがに顔見て言うのは辛くなってくるな

イヴァン:「………」

イヴァン:「……もう、話すことはないよ…。」

KP:イヴァンの顔は見てる?

ギルベルト:話すことがないって言われるなら食ってかかろうとして顔あげるだろうけど

KP:それじゃあ、彼は口元を微笑ませようとしているけれど、視線は下を向いているし、まばたきも多いとわかる。

ギルベルト:話すこと、あるんだろ…馬鹿。あーーもう!!!

KP:ふふふ

ギルベルト:なんか理由があるんだろ。その理由ってのが悪い方に作用しなければいいけど…

ギルベルト:同じように情けない面してたら、あんまり強くは出れねーから

ギルベルト:「わかった。…もういい。無理は言わねぇから」

イヴァン:「……」

[雑談]ギルベルト:ここで、僕を嫌いにならないで…の重みが増す。しんどい

KP:何について話せって、具体的に言ってあげて。

KP:君は、このまま納得いく答えをもらったらこのクローンと一緒に家に帰るの?

ギルベルト:帰れないから困ってるんだよな。でも、こいつは帰りたいだろ…

ギルベルト:俺が何も知らないまま、そのままでいろって

KP:既視感あるよね。

ギルベルト:そんなとこまでコピーすんなよ、めんどくせぇ…!

ギルベルト:ないがしろにはできない。でも、鵜呑みはできない

ギルベルト:帰っても事態は動かない。

KP:だろうね。

ギルベルト:正直に伝えてやるべきか

KP:"イヴァン"は、君の手から自分のスマートフォンを抜き取ると、改めて地図を確認している。

ギルベルト:「なぁ、俺はさ…やっぱり、このまま何も知らないわけにはいかない」

イヴァン:「……。」

KP:イヴァンが顔を上げて君を見る。その表情は、夕暮れの中で逆光になって、よくは見えないだろう。

ギルベルト:「もしかしたら、お前の言うとおり…何か俺のために動いてくれてるのかもしれない」

ギルベルト:「でもな、それでも…俺はそれで、はいそうですかって納得できるようないい子じゃねぇぜ?」

イヴァン:「……僕は…」

ギルベルト:「お前が何も言わないなら、さっきの男ぶん殴ってでも話をきく」

イヴァン:「…何が、知りたいの?これ以上…」

ギルベルト:「お前を蔑ろにしてるわけじゃない。でも…、俺のイヴァンはどうした?」

イヴァン:「……!」

イヴァン:目を見開いて少し黙り込む。何度もまばたきを繰り返してから、息を吐く。

イヴァン:「……さっきの男は、なんだかよくわからない、儀式みたいな事をしてて…」

イヴァン:「本物のイヴァンは、その儀式の生贄にされるんだって。」

イヴァン:下を向いて、まばたきをする。

イヴァン:「でも、僕がいるから大丈夫。」

イヴァン:「僕はイヴァンと同じものだから……これからは、僕が、君と一緒にいる…よ。」

イヴァン:「お店、予約の時間になるから…。このままデートを続けよう。」

KP:逆光の中、"イヴァン"が微笑んだ気がした。

ギルベルト:「儀式?生贄…?」

ギルベルト:あーーーー

ギルベルト:本当はあんまりやりたくないけど

ギルベルト:優柔不断もしてられないな

ギルベルト:まず、畳み掛けてきてるとこに心理学

KP:はい

どどんとふ:シークレットダイス

Sccb<=84 //ギルベルト心理学

Cthulhu : (1D100<=84) → 82 → 成功

KP:シークレットダイス

KP:今のイヴァンの話に嘘はない。"君のイヴァン"は何らかの危機的状況にあるようだ。

ギルベルト:はあ……、了解。わかった。ちゃんと選ばねぇとだな…

KP:そうだね。

KP:イヴァンは、スマートフォンで地図を確認すると、こっちだよ、と手を差し出している。

ギルベルト:「悪い。俺は…このままお前とは行けない。俺のイヴァンとしか帰れない。……ごめんな」

イヴァン:「………ギルベルト…」

イヴァン:「…どうして…」

ギルベルト:ぐっと拳握りしめてしっかりと見据える。

イヴァン:「…どうして?どうして僕じゃダメなの?あの子となにもかわらないよ。君のことだってあの子と同じように知ってるし、君との思い出だってあの子と同じように持っている。どうして僕じゃ、だめ、なの…」

KP:イヴァン…イヴァンの顔をした彼はまばたきを繰り返し、その瞳は潤み出す。

ギルベルト:「……ごめんな。」くしゃっと頭撫でてやる

イヴァン:「…………君は、そう言うと思った。」

ギルベルト:「強いて言うなら、本物だって自信持って…何も遠慮なく傍にいるような奴ならよかったかもな。自信の無さまでコピーして、馬鹿じゃねぇの…」

イヴァン:「………本当にそうだね。…ごめん。」

ギルベルト:「本当、笑っちゃうくらいにそっくりだ。…遠慮して、一歩下がって。俺のことちゃんと考えてくれて……」両頬挟んで撫でる

イヴァン:「イヴァンは、愛されているね。何だか……僕まで嬉しい。嬉しい、し、嫉妬しちゃうな。」

イヴァン:撫でてる手に、上からそっと触る。

イヴァン:「…イヴァンのところへ、案内する。」

ギルベルト:「付き合ってくれて、ありがとな。…楽しかった」

イヴァン:「……うん。」

イヴァン:「あの男の研究所みたいなところが、この近くなんだ。それは本当にたまたまだけど…近くまで来たから、さっきは焦って僕に忠告に来たんだと思う。」

KP:こっちだよ、とイヴァンは今までとは逆の方へ歩き出す。

ギルベルト:「なんか小屋みたいなとこか?」着いていく

イヴァン:「ん?うーん、そう、そんな感じかな…」

KP:ギルベルト、<アイデア>を。

ギルベルト:CCB<=90 【 アイデア 】

Cthulhu : (1D100<=90) → 38 → 成功

KP:君は、前を行くイヴァンの襟元の、首の痕が目に入る。君は「呪いのキスマーク」の話を思い出す。

ギルベルト:都市伝説

KP:というところで、場面転換だよ。

KP:--------------------------------------------

KP:イヴァンは歩きながら、電話をかけて店に予約のキャンセルを伝えている。男の拠点は遊園地の裏にある山の中に隠されているという。

KP:山道を車で進めるところまでタクシーか何かで進んで、あとは徒歩での移動になるけど、そこまで時間はかからないみたい。

KP:山道をそれた藪にはいくらか踏み分けられたような跡があり、道になっている。空はだんだんと暗くなってきて、イヴァンはたまに木の根や草につっかえながらも、迷いなく進んで行く。

ギルベルト:はぐれないように後ろ歩いていく

KP:歩きながら、イヴァンは君に話しかける。ほとんど独り言のような、返事を期待していないような話だ。

イヴァン:「僕が君のために嘘をついてたって、そう、君は思ってるのかもしれないけど」

イヴァン:「僕は……僕も、イヴァンも、そんなにいい子じゃない。それは、前から。」

イヴァン:「君のためにしていることなんて、一つもないかもしれない。全部、君と一緒にいたい、自分自身のためなんだ。」

ギルベルト:「それは、別にいいんだ…。俺だって一緒にいたいんだから。目的が同じなら、俺のためみたいなもんだ。そうだろ…」

イヴァン:「うん。……そうだと、いいね。」

イヴァン:「ずっと考えてることがあるんだ……僕……つまり、本物のイヴァンが、ずっと。」

イヴァン:「僕なんかが、君のために何ができるのかって」

イヴァン:「あの子は……君と一緒にいるためだったら、どんな莫迦なことでも、きっとやってしまうけど…」

イヴァン:「君のようには勘が良くないから、また君を傷つけやしないかって、凄く怖い。」

ギルベルト:「そんなの、俺に何か出来ると思ってるのがそもそも間違いだろ。普段は全然察しもしねーのに…」

イヴァン:「……それでも、君は、あの子がいいんだね。」

ギルベルト:「俺はいつだってやりたいようにしかやんねぇよ。だから、してほしいことがあれば言うし、間違ったことしたら怒ってやる」

イヴァン:「……そっか。」

ギルベルト:「でも、な…俺は全部あいつにあげたから。イヴァンが全部持ってるから。お前にあげる分、残ってねぇんだ。…ごめんな」

イヴァン:「………うん。わかったよ。」

KP:言葉が途切れると、藪を踏み分ける二つの足音だけが、薄闇の中に響く。

KP:“イヴァン”は振り向かずに進んでいく。その表情を、君はうかがい知ることはできない。

イヴァン:「…さあ、着いたよ。」

KP:藪道の先には、小さな小屋が木々に隠れるように建っていた。

KP:山小屋、という風態ではなく、簡素だが近代的な資材を用いた平屋だ。窓は見当たらず、小さな入口らしき扉が一つあるきりだ。

ギルベルト:「……ここが」

ギルベルト:人の気配は?

KP:建物の周囲には、君たちだけだ。

ギルベルト:扉に聞き耳

KP:どうぞ~

ギルベルト:CCB<=65 【 聞き耳 】

Cthulhu : (1D100<=65) → 66 → 失敗

KP:イチタリナイ……

ギルベルト:妖怪~~~~~

KP:焦りからか、集中できなかったね。

ギルベルト:余裕がないな

KP:入口にはパスコード入力式の鍵が掛かっている。それを見ると、イヴァンが前に出る。

イヴァン:「そこ、僕、わかるよ。ここを出るときに、パスを見たんだ。」

KP:イヴァンが操作パネルに幾らか指を走らせると、カチャリ、と電子錠の開く音がする。

イヴァン:「…開けていい?」

ギルベルト:「あ、あぁ…行く」

KP:イヴァンがその扉を開く。

KP:【BGM:探索/Saint-Saens:Danse macabre Op.40 [Arr.Liszt]】

KP:扉の奥は狭いがエントランスのような空間だ。

KP:中には先ほどの男がおり、君たちを見ると目を見開いた。

男:「なぜ…お前なぜそいつをつれてここに戻ってきた。…そいつがどうなってもいいのか!?」

KP:男は君たちに襲いかかってくるけど、

KP:イヴァンはポケットからスタンガンを取り出すと、有無を言わさず男にそれを使用するよ。

ギルベルト:準備いいな

どどんとふ:シークレットダイス

SCCB<=100 //シナリオ補正自動成功

Cthulhu : (1D100<=100) → 14 → スペシャル

KP:シークレットダイス

KP:イヴァンのスタンガンを受け、男はひとつ呻くとその場に崩れ落ちる。

イヴァン:「この人、変な呪文使えるみたいなんだ…何か縛るものと、口を塞げるもの、ないかな」

KP:探すなら<目星>を

ギルベルト:「口塞ぐなら、手袋つめてタオルでも事足りるだろうけど…。縛るものは、長いものがねぇとな…」

ギルベルト:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 69 → 成功

イヴァン:「うん…」

KP:室内を見ると、巻かれた長いLANケーブルとガムテープを発見する。

KP:縛るのに使えそうだね。

ギルベルト:ガムテープ!

ギルベルト:ぐるぐる巻きにして縛ってやる。俺のほうが器用だからな

イヴァン:じゃあ、手伝ってるよ。

KP:問題なく拘束できた。

KP:エントランスの奥には短い廊下があり、見渡すと三つの扉がある。

KP:扉にはそれぞれ「1」「2」「3」と書かれている。扉には特に鍵はなさそうだ。

イヴァン:「……この奥のことは、僕も、詳しくはわからない…。ごめん。」

ギルベルト:イヴァンの方に視線向けるけど、先に言われたな…

イヴァン:「どこかに、イヴァンが、いるはず。」

ギルベルト:「ん、わかった。……なぁ、いいのか?」

イヴァン:「…ん?何が?」

ギルベルト:「何があるかもわかんねーんだろ?こんなことして、付いてきて…いいのか?……だって」

イヴァン:「…うん?危ないことはないとは思うけど…何かあったら、二人の方がいいでしょう?」

ギルベルト:「俺は、お前とは…いけないって。それで、お前は、いいのか…?」

イヴァン:「………僕は…。」

イヴァン:「他に、どうしようも、ない…。」

イヴァン:「君をここに連れてきた。それが、答えだ。」

ギルベルト:もうこれで決め打ちする。心理学

KP:何についてか、一応聞いてもいい?

ギルベルト:いいのか?に対しての答え。どんな気持ちで言ってんだよ…

どどんとふ:シークレットダイス

Sccb<=84 //ギルベルト心理学

Cthulhu : (1D100<=84) → 3 → 決定的成功/スペシャル

KP:シークレットダイス

KP:彼は、君の選択を尊重したいと考えている。君が彼を選ばないと答えたことに酷く絶望しているけれど、君を助けたいと考えていることが見て取れる。

ギルベルト:もう、ごめんとかは言わないぜ。抱きしめて頭そっと撫でてやる。…ここまで言っても、俺に気持ち持ってるってのは…不自由だな。

イヴァン:黙ってそうされてるよ。

ギルベルト:「……Danke schön」ぽつっと呟いて離れる。

イヴァン:それには答えない。

イヴァン:「……急ごう。」

ギルベルト:「…行こう」



―――――――――――――――――――――――――――――――


2日目昼<< indexへ >>2日目夜