2.1日目昼-1
●●●セッション1日目
イヴァン:そわそわ…
KP:準備いいよ!
イヴァン:う、うん…!
KP:はじめていこうか~
KP:いあいあ!
イヴァン:え、え~、いあいあ…?
イヴァン:(ぼ、僕シナリオタイトル以外何にも聞いてないんだけど~~~)
KP:-----------------------------------------------------
KP:
KP:CoC『その声で抉じ開けて!』
KP:
KP:【BGM:日常/Satie:Je te veux】
KP:
KP:今日はギルベルトの誕生日だ。
KP:カフェの営業は一日休みとしてあり、本人は朝から細かな準備に勤しんでいる。
KP:今、上階ではイヴァンと靴下のふたりきりだね。
イヴァン:お、お誕生日…!なにしてあげたらいいかな…
イヴァン:プレゼントはなにがいいかな…えーとえーと
KP:うふふ
KP:……
KP:ところで、これは昨日の朝方の話。営業準備をしながらギルベルトが訊ねた言葉だ。
ギルベルト:「ケーキは普段つくってんのとそんなに変わんねぇしな…。明日は何を食べたい?」
イヴァン:「え、僕…?」
ギルベルト:「お前を俺様の誕生日に招待してやる!」
イヴァン:「あ、ありがとう!嬉しい……えっだけど…僕がメニュー決めるの?」
ギルベルト:「リクエスト、何かねーの?」
イヴァン:「え~…うーん…」
イヴァン:「クリスマス時期に、お祝い料理、たくさん食べさせてもらったし……」
イヴァン:もらったよね…?
ギルベルト:した!
ギルベルト:「じゃあ、俺が作るので特に何が一番好きだ?」
イヴァン:「い、いちばん…?!」
イヴァン:「え、え~……あの…」
ギルベルト:「一番!全部とか無しだぜ?」
イヴァン:目ぱちぱち「…怒らない?」
ギルベルト:「うん?……な、なんだよ、怒られることなのか?」
イヴァン:「………カーシャ。」
ギルベルト:「なんだよ、そんなのでいいのか?」
イヴァン:「だって好きなんだもん…ほっとして…」
ギルベルト:「ふーん…?」
イヴァン:なんかね、朝、彼の作ったカーシャ食べるとね…守られてる感じがするよ…
イヴァン:でもお祝い料理じゃないよねえ~…
ギルベルト:まぁ、それだけってわけにもいかないけど。好きならいいけどな!
イヴァン:朝ごはんでね、また作って…
ギルベルト:憶えとく…
KP:今回、ギルベルトの誕生日を一緒に過ごすというのは初めてだろうけど。イヴァンはあれこれ考えてるかな?
イヴァン:たぶんね。でもクリスマスにプレゼント贈ったから…あんまり贈り物とかするの慣れてないし、なにをあげよう、って気持ちばっかりおっきくなってそう
KP:お祝いの言葉はかけてあげる?
イヴァン:もちろんだよ!
イヴァン:今までも、誕生日カードは出してたんじゃないかな…あ!
イヴァン:いいこと思いついた…カード、お誕生日に届くように、今年も郵便で出すよ
KP:名案だね!
イヴァン:なんか、かわいいの選んで…
イヴァン:メッセージ考えておこう…
KP:営業時間中にこっそり買いにいったのかな
イヴァン:うん。なんか、他の用事のついでに、こっそり
KP:サプライズだね~
イヴァン:えへへ
KP:そんなやりとりが昨日あったところで。
KP:-----------
KP:では、ギルベルトが朝からキッチンに籠って数時間…
KP:よほど熱中しているのだろうか。
KP:いつもなら何度か上階を行き来するが今日はその気配はない。
イヴァン:靴下もふもふしながら、たのしみだねえって話してる
KP:にゃ~
イヴァン:「よっぽど集中してるのかな。なんかすごい新作でも作ってるとか…?」
イヴァン:「うふふ、わくわくするねえ」
イヴァン:ごろごろ
KP:話しかけられてるし一生懸命「にゃ~」ってお返事するよ
イヴァン:「なんか、そわそわしてじっとしてられないなあ…」そわそわ
イヴァン:下からいい匂いとかしてる?
KP:下に降りて数時間は経っているが、変わった様子が特にないね。
イヴァン:「あ、そうだ…」お花でも買ってこようかな。
イヴァン:様子見て、声かけて出かけようかな…って、上着とお財布と携帯だけ持って下に降りるよ
KP:では、君は下階に降りていくね
イヴァン:「調子どう?」ノックしながら、キッチンを覗くよ
KP:キッチンを覗き、声を掛けても返事がないね。
イヴァン:「…ギルベルト?」覗くけど…?
KP:中を見渡し君は見る事になるだろう。
KP:キッチンにうつぶせに倒れているギルベルトの姿を。
イヴァン:「ギルベルト…?!」駆け寄る…異臭とかは…?
イヴァン:換気扇ついてる?
KP:異臭はなく、換気扇もついている。
KP:【BGM:疑惑/Mendelssohn:Lieder ohne Worte “Venetianisches Gondellied” Op.30-6 】
イヴァン:そうっと起こすよ…
KP:彼はぐったりと倒れている。
KP:瞳は閉じられ、顔は真っ白く血の気がないが息をしていることがわかる。
KP:しかし体温は感じられず、これがただ眠っているだけではないことが分かるね。
イヴァン:「どうしたの…ギルベルト…」
イヴァン:え、冷たいの…?
KP:彼はピクリとも動かない。このまま息を止めてしまってもおかしくないと感じる。
KP:そんな様子を見てSANc(1/1D3)
イヴァン:CCB<=74 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=74) → 58 → 成功
KP:SAN73
イヴァン:あたためてあげるみたいに抱きしめる…。脈は?
イヴァン:首にそっと手を当てる
KP:脈はあるよ。
KP:<目星>しようか
イヴァン:CCB<=91 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=91) → 89 → 成功
KP:手に何かを握っていることがわかる。
イヴァン:「ん…」見てみる。
KP:くしゃくしゃのメモを開くと今日作る予定だったものだろうメニューが書かれている。
イヴァン:「……」なんか、おかしいところとか、ある…?
KP:メモをじっくりと見ると裏に『黙らせること』と書かれていることに気づく。
イヴァン:「どういう意味…?」
イヴァン:とりあえずメモはポケットに突っ込んで……
KP:君がそのメモを見ていると、ギルベルトが突然起き上がり、唇が動く。
イヴァン:反応ないなら救急車呼ぼう…。携帯を
イヴァン:えっ
イヴァン:「ギルベルト…?!」
ギルベルト:「…ずっと、離れないで、すてないで、好きでいて、好きだから、好き、そばにいて欲しい、愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」
KP:愛しいものの唇から吐き出される愛の言葉は、まるで呪いのように変質し君の胸を揺さぶる。
KP:SANc(1/1D3)
イヴァン:CCB<=73 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=73) → 9 → スペシャル
KP:SAN72
イヴァン:「え…どうしたの……ギルベルト…?離れないよ…」
イヴァン:「ちゃんといる、愛してるよ……どうしたの…?」
KP:なおも、呪いのように、機械のように吐き出される「愛してる」「捨てないで」の言葉。
KP:彼の姿はもがき苦しむように貴方を求める。それでいて、何かに怯えて恐怖しているように感じられるだろう。
イヴァン:たくさん抱きしめて、うん、うん…って返事してあげる…
イヴァン:「しっかりして…ギルベルト…。すてたりしない…ねえ、愛してるよ」
イヴァン:声を聞いて一瞬ほっとしたけど、だんだん不安がぶりかえしてくる…
イヴァン:でも、それより彼への心配の方が大きいな
KP:君の声が届いているのかいないのか、その声は止まることなく同じ言葉を繰り返す。
イヴァン:「大丈夫だよ……お願い…」こっちも、だんだん、声色は懇願に近くなってくるかな…
KP:機械のように、同じ調子で、繰り返し繰り返し唇が動く。
イヴァン:どうしよう…不安で…
イヴァン:あ、彼の目は開いてないの?
KP:目は虚ろで遠くを見ていている。
イヴァン:「ギルベルト……」不安で、泣いちゃだめだって思ってるのに、涙が出てくる…
イヴァン:言葉を吐き出し続けている口を塞ぎたくて…というより自分が不安で、彼の唇に唇を重ねてみる
KP:彼の唇を塞いだその瞬間、君の意識はぐらりと揺れる。
KP:目の前が白み、激しい頭痛と共に、そのまま意識が遠のいていった。
KP:--------------------------
KP:【BGM:静寂 / Granados:Goyescas - Los majos enamorados, parte I4. “Quejas, o la maja y el ruiseñor”】
KP:目が覚めるとそこは見覚えのない真っ白い部屋だった。
KP:正方形の部屋には窓やドアはなく、部屋の真ん中にはテーブル、椅子が2つ。部屋の右端には本棚がある。
KP:そして、テーブルに腰掛けている存在がある。
KP:ギルベルトだ。
KP:見たことのない空間に来てしまった君はSANc(0/1)
イヴァン:CCB<=72 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=72) → 44 → 成功
[雑談]KP:そろそろ見覚えのない空間SANcは省いてもいい気がするけど、様式美
イヴァン:「………」急病じゃなくて不思議事件でよかった……って思ってる
イヴァン:それなら、なんか不思議な力で元に戻るかもしれない…
KP:見覚えのない、よく憶えのある不思議空間だね
KP:ギルベルトは白いシャツを着て、ぼんやりと椅子に座っている。
イヴァン:「ギルベルト…!」駆け寄る。様子は?
KP:顔色は悪くない。いつものギルベルトの姿だよ。
ギルベルト:「イヴァン…?」声聞いてそっちの方向を見る
イヴァン:「あ……」うっうっ……涙腺決壊する…
イヴァン:「ギルベルト…!ギル…うっう…」
ギルベルト:「わっ…おい、イヴァン?」ぎゅっと腕回して背中撫でてやる
イヴァン:「うっうわああ~ん、ギルベルト…!ギルベルト…!うっ、うええ~」
イヴァン:ぎゅうって抱きついて、涙ぼろぼろこぼしながら唇とかほっぺとかにたくさんキスする…うっうっ
ギルベルト:「…ん、どうした?」力入れて引き寄せて、頭撫でたり背中ぽんぽんしたり
イヴァン:「うう…えぐ…」しばらくしたら落ち着いてくるから…しくしく…
ギルベルト:「ほら、また…目、腫れるから。」袖で目元擦ってやる
イヴァン:「なんとも、ない?しんぱい、すごく、しんぱいした…」肌に触って体温確かめたり、首元の脈確かめたりする…
ギルベルト:「うん?ん…ごめんな。ちょっと、くすぐったい…」ぽふぽふ
KP:体温も脈もあるよ。
イヴァン:「うう…」
イヴァン:「どこも痛くない…?へいき…?」体離して、じっくりみる…
ギルベルト:「別にどこも痛くねーけど…。」
ギルベルト:「なんかずっと、ここで…お前待ってた気はしてる。」
イヴァン:「そう、だったんだ……君、キッチンで倒れてて……」
イヴァン:「救急車、呼ぼうと思ったんだけど…」
ギルベルト:「そうなのか?なんか、時間の感覚あいまいで…」
イヴァン:「……もしかして今頃、僕もキッチンで倒れてるのかも…?!」
ギルベルト:想像巡らせて溜め息「靴下がびっくりするだろうな…」
イヴァン:「うう…」
ギルベルト:「あ、そういえば…」
ギルベルト:「こんなの持ってた。」メモを差し出す
イヴァン:「うん?」見るよ
KP:メモには以下のように書かれている
『心の鍵穴は胸の内にある』
イヴァン:「あっそういえば…」
イヴァン:「僕もメモあるよ…!」さっきのメモ持ってる?
KP:さっきのメモは持ってないよ。
イヴァン:「……ない。」
イヴァン:なるほど。あれは、あの場での指令?だったんだね…
イヴァン:「黙らせること…って書いてあるメモ持ってたんだ。」
イヴァン:「それでね、君がおしゃべりしてて止まんなかったから、……あの、キスしたんだけど」
イヴァン:「黙らせたってことになるのかな…」
ギルベルト:「……そ、そうか。」頬を掻く
イヴァン:「だから、つまり、えーと」
イヴァン:「このメモは……?」ペロン、って自分の服めくって胸を見てみる
ギルベルト:「なんだろうな…?」首を傾げてる
イヴァン:特に何にもない?
KP:特に何もないよ。
イヴァン:「…君は?」ギルベルトの服に手突っ込む
ギルベルト:「うぁ!!?じ、自分で…自分で確認できるから…!」身体を引く
イヴァン:「でも…」なんかなってない?
ギルベルト:「っ…イヴァン、大丈夫だから。」様子窺いながら、ちょっとめくってみる
イヴァン:「え~…」じい…
KP:ギルベルトも特に何もないね。
イヴァン:「精神的なことかな…?それとも、なんか飲み込むとか?」
ギルベルト:「飲み込むって…、何か飲むようなもんあるか?」机の上を手探りしてみるけど
イヴァン:「ここはどういう場所なんだろうね…」
イヴァン:一緒に見る
KP:机の上は目星をするまでもなく何もない
イヴァン:引き出しとかもない?
KP:机に引き出しはないね。
ギルベルト:「さぁな。…いつも、訳わかんねーとこ飛ばしやがって。」舌打ち
イヴァン:「本当にね。あっ、君、火とかつけっぱなしじゃない?大丈夫かなあ…」
イヴァン:椅子があるのに、なんで彼はテーブルに座らされてたんだろ?って思って、椅子を見る
KP:椅子にも特に何もないね。座ることも出来る。
イヴァン:ギルベルトを立たせてあげる。手を引いて、なんなら抱っこして…?
ギルベルト:「げ…つけっぱなし?…なんかその辺もあんまり憶えてないけど。」
イヴァン:「ちゃんと見ればよかったよ…倒れててガスとかかかなって、においと換気扇はチェックしたんだけど」
ギルベルト:「わっ!…とと」抱っこされてくっついて立ち上がっとく
ギルベルト:「……帰って、火事とか。冗談じゃねーぜ?」
イヴァン:「ほんとうにね。オーブン丸焦げもいやだよ」
イヴァン:きょろきょろしてみる。あとは本棚だけ?
ギルベルト:「火事にしないようにとか、そのくらいの良識みたいなのは…持って、ねぇよな…、お構いなしだもんな。」でかい溜め息
イヴァン:「そもそも、こういう変な出来事が、なんなのかも、よくわかんないけどね…」
ギルベルト:「夢?…ってわけでもないんだろ、お前のさっきの慌てようなら。」
KP:本棚はそんなに大きくはなく2冊の本が入っているのが見える。
イヴァン:ぎっしりじゃないんだ?それなら目につくから、近寄ってタイトルとか表紙を見るよ。
イヴァン:「とりあえず、早く君のうちに帰りたいや。」
ギルベルト:イヴァンの袖捕まえてくっついていく
ギルベルト:「……俺とお前の。あと靴下も。」
イヴァン:「あ…ふふ。うん。僕たちの…」
KP:表紙にそれぞれタイトルが書かれている
KP:「Key Of The Words」「人間の精神衰退とグラーキの黙示録第十二巻について」
イヴァン:「ふんふん…?」鍵って気になってるから、「Key Of The Words」を手に取ってみる
KP:それは短編の小説のようだ。言葉によって人間を深淵から救い出す物語。
KP:ぱらぱらと捲って行くと印象深い一文に出会うことが出来る。
KP:「胸の錠を開けるのはいつだって真実の鍵である。そして真実の鍵はいつだって言葉の中にある。」
イヴァン:ギルベルトにも見せる「これ、メモと関係ある…?」
ギルベルト:「鍵穴は胸の内にある、とか書いてたし。関係してそうだな?」
イヴァン:「真実の言葉…?」
ギルベルト:「うん…?」
イヴァン:他にはこの本にヒントはなさそう?
KP:特に印象に残ったのはその一文で、あとはよくある物語のようにみえる。
イヴァン:「……」
ギルベルト:「真実の鍵ってことは…、そうじゃない鍵もあんのか?」
イヴァン:唐突に、ギルベルトの肩を片手で抱いて、もう片方の手を彼の胸の上に乗せて「…愛してる。ずっとそばにいるよ。」
ギルベルト:「! ……し、知ってる。」なんだよ、急に…照れる。目線をうろうろさせて、イヴァンの服をぎゅっと握る
KP:特に周りに変化はなさそうだね。
イヴァン:「……うん、さっきね」
イヴァン:「…たくさん、言ってくれたから、君…。」
ギルベルト:「なんだよ、それ…。」ぽすっと肩に顔押し付けて赤い顔を隠す
イヴァン:「うわ言みたいに、たくさん言ってたんだよ…」よしよし。頭撫でて、手を放してあげる。
ギルベルト:「……知らねーし。」
イヴァン:「こっちはなんだろう?」もう一冊も開いてみる。
KP:「人間の精神衰退とグラーキの黙示録第十二巻について」
人間の精神に侵食する何かの事についての記載がある。
「人間の精神は脆い。侵食されるその瞬間に自我を保つ事は人間にとって容易いことではない。
しかしその侵される精神の中に他者が入り込んだとしたら或いは。」
KP:「精神を乗っ取られてしまった人間を救う方法はもはや息の根を止める他ない。」
KP:具体的なことは何も書かれていないその文章に君は名状しがたい恐怖を感じる事だろう。
KP:SANc(0/1)
イヴァン:CCB<=72 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=72) → 29 → 成功
KP:減少なしだね
イヴァン:「……?」
イヴァン:ぱたん、本を閉じる。
KP:君が本を閉じた直後にギルベルトが話しかけてくる。
KP:しかしその瞳はどこか茫洋としている。
ギルベルト:「せっかく来たのに、もてなせなくてごめん…」
ギルベルト:「そういえば、好きなもの…」
ギルベルト:「何を食べたかったんだっけ?」
イヴァン:「えっ…?」
イヴァン:「僕、君が作ってくれるものなら、なんだって楽しみ……ギルベルト…?」
イヴァン:じいっと様子を伺う…
ギルベルト:「本心かもしれないけど、具体的に…。何が食べたい?」
イヴァン:「え、なに…。え…」
イヴァン:うーん…何が食べたいかな~……
ギルベルト:「何が食べたい?」
ギルベルト:「俺が作るので特に何が一番好きだ?」
イヴァン:あ、そういうこと…?
イヴァン:お誕生日のパーティーに食べたいものかと、思ってた。
イヴァン:「……カーシャ。バターと蜂蜜入れた、小麦のカーシャがいい。」
ギルベルト:「ああ、そうだ。作りかけだった…。早く食べてほしいんだ」
KP:君は自分の手のひらの中になにか硬い金属が触れている気がする。
イヴァン:見てみる
KP:見ると、そこには金色の鍵があったね。
イヴァン:ささりそうな鍵穴さがすよ……彼の胸とか。
KP:めくる?
イヴァン:うん!
KP:ギルベルトの胸の中央部に錠が埋め込まれている。
KP:鈍色に光るその場所は間違いなく金属で出来ているのに、まるで人体と融合してしまっているようだった。
KP:そしてそこには鍵穴がある。
KP:間違いなく彼の胸に埋まった錠、そして空いた穴。
KP:SANc(0/1)
イヴァン:CCB<=72 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=72) → 13 → スペシャル
イヴァン:「……」こわいけど、なんだかうっとりしちゃうな
イヴァン:ドキドキしながら、さしてみる…
KP:鍵を差し込むと、ギルベルトは小さく声を上げてぴくりと反応をした。
ギルベルト:「……ッ!」
イヴァン:「……痛い?」ゆっくり、反応見ながら一番奥までいれてみる
ギルベルト:「な、んか…、変な……。」目を横に伏せて顔を逸らす
イヴァン:「ん…?」反対の腕で背中抱いて、肩をそうっとさすってあげる。
ギルベルト:「……ぅ、イヴァン。」小さく唸りながらくすぐったくて身を捩る
イヴァン:「もう少し、我慢して…?」一番奥まで入った?
ギルベルト:「……ん。」ぎゅっと目をつぶって背中にまわってる方の腕を引く
イヴァン:そうしたら、鍵を回してみたい。
KP:鍵を回すと、カチリと音がして君の視界は白む。
KP:意識がぐにゃりと歪む感覚。
イヴァン:できれば、強く抱き締めたい
KP:目の前の身体を強く抱き寄せ、意識と共に、君はこの場所から消えていくのだろう。
KP:
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