6.1日目夜



KP:それじゃあ書斎だね。表はそろそろ完全に日が沈む

KP:大きな木の扉がある書斎だ。

KP:この部屋は書斎というよりはコレクションルームである。この家でこの部屋だけが物にあふれている。壁や白木の棚に、海辺で拾ったらしいものが所狭しと飾られている。美しいかたちの流木、フジツボのついた浮き、磨き途中の貝殻、外国の文字が入ったパッケージなど。

KP:部屋の片隅には書き物机と、幾らかの本棚も置かれている。

ギルベルト:まずは机を見る

KP:机とその周辺。銀塩カメラとフラッシュや三脚、レフ板などの機材、幾らかの文具類やコレクションを磨くためらしい道具が置かれている。また、机の前には写真を貼ったボードが置かれている。海岸での収集品を記録的に収めたものが多いようだ。

ギルベルト:写真になにかあるか?

KP:<ボードに目星/写真術>いいよ~。写真術の方が情報多いよ。両方ふってもいいし

ギルベルト:写真術を振る

ギルベルト:CCB<=10 【 写真術 】

Cthulhu : (1D100<=10) → 29 → 失敗

KP:<目星>して~

ギルベルト:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 59 → 成功

KP:貼られた写真の中には何枚か、イヴァン自身が写ったものがある。どれも屈託のない笑顔であり、ファインダー越しの撮影者との関係を想像させられる。

ギルベルト:どうせ”大事な奴”が撮ってくれたんだろ。今の状態ではあんまり見つけたくないものだったな。

KP:(によによ)

ギルベルト:目をそらしてさっさと本棚に行く

KP:読み物や写真集、画集、筆記帳までが雑多に詰まった本棚。

KP:<図書館>だよ

ギルベルト:CCB<=35 【 図書館 】

Cthulhu : (1D100<=35) → 70 → 失敗

KP:えっとね

KP:時間かかった扱いになって、失敗でも情報でるよ

KP:イヴァンの最近の日付の日記を見つける。一ヶ月ほど前からの日付が表紙に書かれている。

KP:今は17時半。全部読むには1時間と少しかかりそう。

KP:中をパラパラする?

ギルベルト:まぁ、飛び出してきたし向こうも気まずいだろ…日記くらい読めるか。ぱらぱらしたいな。

KP:一ヶ月ほど前からこの日記帳を使い始めたらしい。時折写真も貼られているようだ。

KP:最初から順に読む?

ギルベルト:今一番気になってるのは昨日のことだ。どっちかといえば、遡りたいけど出来るか?

KP:じゃあ、一番新しいところから

KP:今日の日付「よかった、どうか思い出さないで、このまま」

KP:この一文だけがある

KP:前の日にいくよ

KP:昨日「ギルベルトは今日はどこか様子がおかしい。具合が悪いのでもなさそうだけれど、苛々しているみたいだ。一緒にいてつらい。写真も撮るなと言われてしまった。こんな気持ちになるなんて。僕が何かしたろうか。靴下も今日は彼に近寄らない。

KP:(以下の筆跡は大きく乱れている)

KP:彼が僕を殺そうとしてる

KP:僕が彼を殺した」

KP:以上だよ。ここまで読んだら<目星>してくれる?

ギルベルト:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 93 → 失敗

KP:記述以上のことは気がつかなかった

ギルベルト:前日も見る

KP:一昨日「明日はギルベルトが会いに来てくれる。とても楽しみだ。」

KP:後は天気とか普通の内容

ギルベルト:庭の靴跡はふたつ、他に出入りした人間はいない。これが、そうか…負の感情の正体か。

KP:もっと前も読む?

ギルベルト:ちょっとその前にイヴァンの様子を確認したい。聞き耳とかでわかるか?

KP:じゃあ、日記から顔を上げたね

ギルベルト:上げた

KP:君はそこでようやく気付く。イヴァンが部屋の入り口からこちらを見ている。

イヴァン:「……」

イヴァン:「……読んじゃった?」

ギルベルト:「……少し」

KP:<目星>してー

ギルベルト:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 47 → 成功

KP:彼は目元が赤くなっている。

イヴァン:「……どこまで?」近寄って、日記を閉じる。

イヴァン:本棚に戻すよ。

ギルベルト:今日の日記を読んでるって言わなければまだ気づいてるってことはわからないだろ。ってことは

ギルベルト:「…大事な奴が来てたんだろ?喧嘩でもしたのか」

ギルベルト:伝えられるのはここまでだな。

イヴァン:「………」

どどんとふ:シークレットダイス

SCCB<=(20-20) 【 心理学-20 】

Cthulhu : (1D100) → 56

イヴァン:シークレットダイス

イヴァン:「……僕…。」

イヴァン:うつむいていたけど、顔を上げて君の表情を見る。

イヴァン:「……僕には、わからない…。君が、何、考えてるのか…。」

ギルベルト:「…な、何だよ。なにが」

イヴァン:「……何か、思い出した…?」

ギルベルト:顔が引きつる。目線が泳ぐ。

KP:イヴァンの声は震えている。

ギルベルト:「いや、いや…何も……。勝手に、見て悪かった。ごめん…」

ギルベルト:目は合わせられないな。こわい

KP:イヴァンは君を見つめながらまばたきを繰り返す。何かを言おうとするが、震える唇からは言葉らしい言葉は出てこない。

ギルベルト:後ろめたさでいっぱいだ

KP:そのうち、不意に瞼からひとつぶがこぼれ落ちた。イヴァンは弱々しく君を抱き締めると、そのまま黙り込んでしまった。

ギルベルト:「悪い、イヴァン…大丈夫だから。…お前が心配するようなことは何もないから、ごめん」あたふたしてる。

KP:イヴァンは何も言わずに肩を震わせている。

ギルベルト:泣かせた…

イヴァン:「……」

KP:<アイデア>だよ

ギルベルト:CCB<=90 【 アイデア 】

Cthulhu : (1D100<=90) → 54 → 成功

KP:君は以前イヴァンを殺そうとしたが、失敗した。今度はしくじらない

ギルベルト:そうだ、間違えない…そのためにも思い出したと思われるのは不利だ。

イヴァン:(抱きしめたまま嗚咽を漏らしてる)

ギルベルト:俺が忘れていると思っていれば隙が出来るはずだ。

ギルベルト:「…イヴァン」

イヴァン:「……ん」

ギルベルト:「泣くなよ。…大丈夫だ」抱きしめ返して宥めるように背中を撫でる。

イヴァン:「……ギルベルト」

イヴァン:黙ってしばらく、そのままでいる。

ギルベルト:「落ち着いたか?勝手に見たのは悪かった。どうしてもお前が誰を見てるのか気になって…」最後は拗ねたように口を尖らせる

イヴァン:「……ごめん…。でも…」

イヴァン:「……今は、君のことだけ。」

ギルベルト:「それならいい。許してやる」ニッと口角をあげて笑う

イヴァン:手で涙をぬぐいながら、身体を離す。

ギルベルト:イヴァンに見つかって日記を書く時間がなくなったな。

KP:晩御飯の後にでも書こうか。そろそろ夜の時間になってきた。

KP:【BGM:日常,夜/Satie:Gymnopédies No.1 】

KP:何もなければ、イヴァンは顔を洗いに洗面所へ行く。晩御飯はどうする?作ってあげる?

ギルベルト:そうだな。昼間の変な光線のせいで、あまり体調もよくないだろうし作るか。

KP:ハンバーグだね!マッシュポテトも添えよ!

ギルベルト:ポテトは欠かせないな!

ギルベルト:CCB<=85 【 芸術(料理) 】

Cthulhu : (1D100<=85) → 83 → 成功

KP:出目…

ギルベルト:出目ー!!

KP:んっと、慣れないキッチンだったけどなんとか上手にできましたって感じかな???

KP:ひやひや

ギルベルト:食材の位置も調味料の位置も知らなかったな。

KP:作業してると、イヴァンがキッチンへくるよ

イヴァン:「……あ、ありがとう…。僕にも何か手伝わせて?」

ギルベルト:「じゃあ、運んでくれるか?」

イヴァン:「……それだけでいいの?うん。わかった」

KP:靴下が足元でご飯くれコールを始めるよ

KP:「にゃおお~~にゃあ~」

ギルベルト:「お?靴下、待たせたな…」

KP:「みゃあ~~」

ギルベルト:前に教えてもらって場所知ってるから用意する

イヴァン:「…ふふ」

イヴァン:「……お腹、すいちゃった。」

ギルベルト:「まぁ、確かに…今日は色々あったしな。俺たちも食べようぜ?」

ギルベルト:靴下にご飯をあげてから席に着く

イヴァン:「…うん。いただきます」

KP:イヴァンは黙々と食べてる。たまに君の方をちら、と見る。

ギルベルト:「ん?…どうした?口に合わないか?」

イヴァン:「……」

イヴァン:「…美味しい、と思って」

ギルベルト:「俺様が作ったんだから当然だろ?もっと褒めてもいいぜ」上機嫌に笑ってる

イヴァン:「…ふふ、ありがとう。君は、すごいね」

ギルベルト:「今更気づいたのか?」

イヴァン:「え?そうじゃないけど…ふふ」

ギルベルト:「お前、今日は色々あったから飯食ったら早く休めよ?片付けもやるから」

イヴァン:「そんな、いいのかな…」

イヴァン:「…ありがとう。」

ギルベルト:「いいんだよ、俺も世話になりっぱなしだからな。このあたりで返しておかないと」

イヴァン:「……気にしなくていいのに。でも、お言葉に甘えようかな」

KP:(朝出かけたい話はしないのかな?)

ギルベルト:「あ、そういえば…イヴァン、明日の朝は市場に行かないか?」

イヴァン:「市場に?」

ギルベルト:「俺達が見た虫と同じものを見たって奴が喫茶店にいるらしい。そいつに話を聞きたい」

イヴァン:「そうなんだ…!…うん、僕もあれは気になるから…。いいよ。ついてく。」

イヴァン:「僕も、少し買い物をしたいし」

イヴァン:「荷物持ち、してよ。」

ギルベルト:「俺様を荷物持ちに使うとは贅沢だな!完璧に遂行してやるぜ」

イヴァン:「うふふ…。お願いね」

イヴァン:「朝ごはんも買えるよ。向こうでにしようか」

ギルベルト:「じゃあ、決まりだな」

KP:そしたら、ご飯を終えて、イヴァンは片付けを頼むとお風呂にいってる

KP:片付けはささっと終わったことにして、何かしてもいいよ。

KP:ちなみに5時間未満睡眠で、ペナルティだからね

ギルベルト:そうだな、忘れてたことが色々とわかってきたからな。

KP:ふふ~

ギルベルト:殺意をむき出しにしたら駄目だ。正面から向かっても返り討ちに合う可能性がある。俺はまた殺されてやるわけにはいかない。

KP:(KP楽しい)

ギルベルト:あいつが望む俺でいることが一番の近道だ。

KP:(なるほどなるほど~)

ギルベルト:日記を書くならペナルティ無しで何回振れる?

KP:日記は出目にもよるけど1回30分くらい。でも2回くらいしか集中力が続かないよ

ギルベルト:ひとまず、イヴァンとは”仲良く”しておいたほうがよさそうだな。

ギルベルト:風呂場に行く。

KP:イヴァンは湯船につかってるかな?シャワーカーテンがしまっている

イヴァン:「……わ、何?」入ってきた音で気がつく

ギルベルト:「ん、朝のお返しに頭洗ってやろうか?」

ギルベルト:まずはカーテン越しに声をかける

イヴァン:「え…。君がしたいなら、いいけど……あの」もじもじしてる

イヴァン:「…恥ずかしいよ」

イヴァン:促されるなら、素直にお願いするよ。湯船汚れちゃうから、外に出る。……あ、向こう向いててほしいかな。

ギルベルト:「なっ…別に、なに…乙女かよ。何かこっちまで恥ずかしくなってくるだろ」頬を赤くして、ぱっと目を逸らす。

イヴァン:「……ふふ。ごめん」

KP:髪の毛を洗ってあげるの?

KP:(猫には理解できないスキンシップだにゃ~)

ギルベルト:袖とズボンを捲くって入ってく、別にじろじろ見ねぇよ。

KP:じゃあ、ふわふわ~~っと洗えるけど

ギルベルト:そのふわふわの髪をわしゃわしゃに泡立てて洗ってやるぜ!

KP:君はイヴァンの背中の痣に気がつくよ

KP:痣は上腕裏から背中にかけて、縦に走っている。昼間見かけたものの全体ってことだね。

ギルベルト:目星はいるか?

KP:まあ、気づいてると思うからどっちでもいいけど、一応いいよ

ギルベルト:CCB<=75 【 目星 】

Cthulhu : (1D100<=75) → 66 → 成功

KP:庭の物入れにぶつけたんだろうなあ。と思うよ

KP:あ、あと他に怪我はない

ギルベルト:(じろじろ見ないとか言いながら見てる)

イヴァン:(気持ちよさそうに洗われてるよ)

ギルベルト:完全に仕損じてるな。痛いのは俺だけかよ。

KP:ふふ~

ギルベルト:じゃあ、頭洗ってやって

イヴァン:うん

ギルベルト:「あんまり長風呂しねぇで早く寝ろよ。明日も早く出るだろ」

イヴァン:「うん…。あ、そうだ。ベッド、一個しかないから…。僕ので悪いけど、君がつかってよ」

ギルベルト:「いや、いい。お前のほうが大変だったから…俺はソファか何かで寝るから毛布貸してくれればいい」

イヴァン:「……ソファ…とか、あればよかったんだけど、椅子しかないや…」

イヴァン:「それだと寝室のカーペットとかになっちゃうよ。いい?」

ギルベルト:「別にいい。俺が使ったらお前がその状態になるってことだろ?」

イヴァン:「……君、怪我してるのに…。そう?それなら…言う通りにするよ」

ギルベルト:「ん…今日のこと、日記も書きたいしな。まだ起きてるからイヴァンはさっさと寝ろよ」

イヴァン:「何か書けそう?興味あるな」

ギルベルト:「別に無理に思い出す必要もねぇし、これから新しい出来事で日記を埋めていく」

イヴァン:「……そうか」

ギルベルト:「完璧に書きあがったら見せてやってもいいぜ?まだページが少ないから今は駄目だな」

イヴァン:「…ふふ。楽しみにしてる」

ギルベルト:こんなとこでダイニングに戻るか。

KP:イヴァンは程なくして寝室へ行く。君に声をかけてくる

イヴァン:「……じゃあ、僕は先に。今日は、ありがとう…」

ギルベルト:「いや、俺の方こそ…拾ってもらわなきゃ死んでたところだしな。おやすみ」

ギルベルト:お前に殺されかけたんだけどな…。

イヴァン:「……一緒にいてくれて、嬉しい…。」

イヴァン:「…おやすみ。ギルベルト」

ギルベルト:「あぁ、おやすみ。…イヴァンまた明日」

イヴァン:にこってして、寝室へ行くよ

KP:それじゃ、日記を書くのかな?

ギルベルト:俺は新しい情報が入ったから整理したいからな。日記を書く

KP:2回分まとめてでいいかな?

ギルベルト:まとめて書く

どどんとふ:シークレットダイス

Sccb<=75 //ギルベルト心理学

Cthulhu : (1D100<=75) → 45 → 成功

KP:シークレットダイス

どどんとふ:シークレットダイス

Sccb<=75 //ギルベルト心理学

Cthulhu : (1D100<=75) → 94 → 失敗

KP:シークレットダイス

KP:一つ目

KP:「イヴァンを訪ねる前に、街に立ち寄った。自警団を作って警戒に当たっているとのことだが、成果は芳しくないようだ。自警団の一人が巨きな虫らしき陰を見た、と騒ぎ立てているらしい。羽音を残して夜闇に消えたとか。    羽音  羽音」

KP:この記述から、理由の分からない不安感がこみ上げる。<SANc 0/1D2>

ギルベルト:CCB<=47 【 SANチェック 】

Cthulhu : (1D100<=47) → 90 → 失敗

ギルベルト:1d2

Cthulhu : (1D2) → 1

KP:SAN-1で46だね

KP:次

KP:「然し、この度の試行は正に驚きの連続である。いつも通り闇に乗じて殺める筈が、まさか反撃を受けるとは。追い詰められた人間は本当に面白い。面白い。興味深い。恐怖に見開かれた瞳、わななく唇。面白い。あの表情を再び味わうため、次の機会が最早待ちきれないものである。」

KP:以上だよ

KP:この辺りで集中力切れだね

ギルベルト:了解、この雰囲気の違う日記が…嫌な感じなんだよな。昼間襲われなかった件もあるし、詳しく調べないとな。

KP:そうだねー

ギルベルト:あとは寝室から毛布借りて丸まって寝るか。

KP:じゃあ、シャワー浴びておやすみする?

ギルベルト:あぁ、シャワー浴びておやすむぜー

イヴァン:君が寝室に入ってきたら、ちょっと薄目開けて「…おやすみ…」って言うよ

イヴァン:言われた通りベッドに寝てる。

ギルベルト:「悪い、起こしたな…おやすみ、イヴァン」子どもにするみたいに頭ぽんぽんしてやる

イヴァン:もぞもぞするけど、目を閉じる。

ギルベルト:毛布に包まってまた明日だ!

KP:はい。

KP:-----------------------------------------------------

KP:深夜の時間。

どどんとふ:シークレットダイス

sresb(12-15) //STR-SIZ対抗

Cthulhu : (1d100<=35) → 49 → 失敗(※ギルベルトをベッドに上げられるかの対抗だが失敗)

イヴァン:シークレットダイス

KP:<聞き耳>を

ギルベルト:CCB<=65 【 聞き耳 】

Cthulhu : (1D100<=65) → 84 → 失敗

KP:君は、まどろみの中でこんな声を聞く。

イヴァン:「君を殺してしまったと思ったのに……。どうかこのままで…」

KP:君の意識はそのまま、眠りの底へと深く落ちていく。

KP:-----------------------------------------------------

KP:一日目はこれで終了

KP:明日はおはようのとこから!



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