7.2日目朝
●●●セッション三日目
KP:【BGM:日常/Debussy:Préludes No.1-8 “La fille aux cheveux de lin" 】
KP:てわけで、朝だよ~
KP:翌朝。目をさました君は、おかしいぞ、と思う。
KP:君が目を覚ましたのは硬い床とカーペットの上ではなく、ふかふかの枕と、イヴァンの膝の上だった。毛布も2枚かけられている。
KP:イヴァンは君に膝枕するような体勢で床に足を投げ出し、ベッドに寄りかかったまま、寝息を立てている。
KP:起き抜けに悪いけど、<目星>だよー
ギルベルト:「ん…んー?」寝起きでちゃんと見えるか
ギルベルト:CCB<=75 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 77 → 失敗
KP:目がしぱしぱしたね
ギルベルト:まだ頭がぼーっとしてるな
イヴァン:(すやあ)
ギルベルト:「…ん、ん?」とりあえずなんか目の前の膝を両手でふかふかしてみる。
イヴァン:(ふ、ふかふかしてるかなー???)
ギルベルト:(ぎゅっぎゅでもいい)
KP:(床→イヴァンの足→枕→君 って感じ)
イヴァン:「う、うーん…」
ギルベルト:「……ん?イヴァン??」だんだん頭はっきりしてきた。
イヴァン:(もうちょっと寝てる…)
ギルベルト:「……寝て、ん…のか?」
KP:イヴァンは寝息を立てていて、身体の力も抜けている
ギルベルト:なんか起こすのも気が引けるな。ちょっと身体ずらして体重かけないようにして顔覗く
KP:ふんふん
KP:顔を覗いたら気がつくね。イヴァンの目元には、涙が乾いたような跡がある。
ギルベルト:「…なに、泣いてんだよ。でかい図体して泣き虫だな」
イヴァン:「……んん~」ちょっともぞもぞする
ギルベルト:何か覗いてるのバレるのも気まずいからそっと抜け出す。
KP:身体は離せるよ。そのまま部屋を出て行く?
ギルベルト:あぁ、部屋を出る。朝の珈琲だけ淹れるか。
KP:料理ロール~
KP:あ、あと昨日のファンブル分のHP-1は回復していいよ。HP13だね。
ギルベルト:小指折れてなくてよかったな!
ギルベルト:CCB<=85 【 芸術(料理) 】
Cthulhu : (1D100<=85) → 74 → 成功
KP:いい匂いがしてきた~
KP:コーヒー豆は、もうちょっとでなくなりそう
ギルベルト:じゃあ、今日の市場のついでに買い足すか。
ギルベルト:イヴァンはすぐ起きてくるか?
KP:イヴァンが匂いにつられて起きてくるよ。
イヴァン:「……おはよう…。いい匂い。」
イヴァン:靴下のご飯を用意する
ギルベルト:「あぁ、おはよ…」なんとなく視線を外す。一応、珈琲はイヴァンの分も用意するぜ。
イヴァン:「あのね…うう、寝ちゃう心算じゃあ、なかったんだ…。」視線を彷徨わせながら身体をさする。
イヴァン:珈琲もらう
ギルベルト:「…お前、ベッド使えって言っただろ。なに床で寝てんだよ」
イヴァン:「……やっぱり、君、寒そうだったし……」
イヴァン:「本当はベッドにあげようと思ったんだけど……あの…うまく持ち上がらなくてね」
イヴァン:「……ごめん」
ギルベルト:「いいから起こせよ。…あの方が恥ずかしい」熱くなった頬を落ち着かなく擦る。
イヴァン:「…ご、ごめんね」
イヴァン:「…珈琲飲んだら、出かけよ。」
イヴァン:フーフーってして飲む
ギルベルト:「あぁ、そうだな」
ギルベルト:珈琲飲んでるの見ながら
ギルベルト:「…なんか、怖い夢でもみたか?」
イヴァン:「…夢?ううん?特には。」
ギルベルト:「ん、そうか。…泣き虫、顔洗ってから出るぞ」
イヴァン:「……え、あ、うん…」
イヴァン:「…あの、気にしないで……」
イヴァン:君を一瞬ギュってしてから、さっさと洗面台にいくよ
ギルベルト:「…別に気にしてねぇよ」イヴァンがいなくなった後にぽつっと呟く
ギルベルト:でも、泣かれると…
ギルベルト:ガキ相手みたいで落ち着かない…
KP:ふふ~
KP:それじゃ。お出かけだね
KP:【BGM:街/Бородин:Струнный квартет No.2 1. Allegro Moderatoz】
KP:大通りから海の方角へ少し外れた広場。平日の午前中だけ市場がたつ。
KP:新鮮な魚や野菜、パンや保存食品、日用雑貨も売られている市場。よく賑わっており、噂話や井戸端会議もあちこちから聞こえてくる。
KP:イヴァンは人ごみにつっかえながら進んで行く。
イヴァン:「人の多いのは苦手なんだ…」
ギルベルト:「あぶねぇな、ほら…」転びそうなら手を差し出すけど
イヴァン:こ、転ばないけど手は握る…
イヴァン:「君の用事、先に済ませようか。買い物すると荷物も多くなっちゃうし」
ギルベルト:「そうだな。あ、あと、買い物に珈琲豆を追加だ」
イヴァン:「ん…。わかった」
ギルベルト:喫茶店はすぐに分かるか?
KP:広場に面したテラス席のあるカフェがある。買い物客やらでそこそこの混雑だ。
KP:テラス席に、自警団の腕章をつけた昨日とは違う若者がいる。
ギルベルト:目的の人物だな。近寄ってみる。
自警団の若者2:(朝飯を食ってる)
ギルベルト:「おはよう。ちょっといいか?」
自警団の若者2:「おはようさん……って、誰あんた?見ない顔だなあ」
イヴァン:ちょっと後ろで見てる
ギルベルト:「昨日、例の通り魔事件の死体が見つかったのって…聞いてるだろ?」
自警団の若者2:「藪から棒になんだよ?聞いてるよ。金物屋のご主人だろ?全くさあ…」
ギルベルト:「俺達が見つけたんだけど…。あ、俺がギルベルトで向こうがイヴァンだ」
自警団の若者2:「ああそうなんだ。それは災難だなあ。ああ、ブラギンスキさんは知ってるよ」イヴァンの方を見て会釈
イヴァン:ちょっとペコってする
ギルベルト:「そこで変な虫を見たんだけど…お前も同じようなものを見たって聞いた。詳しく話を聞きたい」
自警団の若者2:「はあ?虫を見たねえ……あ~~、あんたらも俺を笑う気なら、先にそう言ってくれる?」
ギルベルト:「それは話の内容次第だな。教えてくれるか?」別に茶化すようにじゃなく顔は真剣にしておく
自警団の若者2:「ったく、見間違いだって誰も信じちゃくれなくてさ!前の前の日曜の夜だったんだけど」
自警団の若者2:「俺たちは事件を受けて、夜警もしているわけ。それでそん時も、市場の辺りを見回りしてたんだ」
自警団の若者2:「市場っつっても夜は誰もいないぜ?ここ、明かりもないから真っ暗さ。そこを、フラフラ、怪しい感じに歩いている奴がいてさ」
自警団の若者2:「咄嗟に持ってた明かりを点けたわけ!そしたら!」(大げさにためを作って)
自警団の若者2:「ぎゃあってさ、声がしたと思ったら!」
自警団の若者2:「虫がさ、それも顔くらいある虫が、そいつの頭の辺りから飛び出して来たんだよ!」(顔くらいと言いつつ腕をグワーっと広げて)
自警団の若者2:「こう、ポーンって!」
自警団の若者2:「一緒に見回りしていた奴は見てないって言うし、もう訳がわからないだろ?嫌ンなるよ」
自警団の若者2:「で、まあ、フラフラしてた奴はのびちゃってさ、後はそいつを病院に運んだりで…。あの虫、捕まえてやればよかったなあ」
自警団の若者2:ため息をつきつつ珈琲をすする
ギルベルト:「その病院に運んだ奴はどうなったんだ?」
自警団の若者2:「え?さあねえ。ちょっと話が支離滅裂なとこあったけど…。でも無罪放免みたいだよ。」
イヴァン:後ろでへ~っていいながら聞いてる
ギルベルト:「支離滅裂?」
自警団の若者2:「なんでフラフラしてたのかよく覚えてないって感じだったかな?悪いな、俺ら引き渡したあとのことはノータッチなもんで」
ギルベルト:「そうか、朝飯の邪魔して悪かったな」
自警団の若者2:「はいはい。面白かったか?まあ、何か思い出したことがあったら自警団まで頼むよ」手をひらひら振る
ギルベルト:出てくると全員死ぬってわけでもないんだな。
ギルベルト:「あぁ、大変だろうけど頑張れよ」って若者の肩をバンバンする
KP:<アイデア>だよ
ギルベルト:CCB<=90 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=90) → 39 → 成功
KP:今の話に酷い不快感を覚える。ぶん、ぶん、とどこからともなくふるえるような音がする。
KP:【SE:ぶん、ぶん】
ギルベルト:なんか気味悪そうに周りを見渡す
イヴァン:「…どうかした?」
イヴァン:市場の方へ行こうとしてるけど、振り返る
ギルベルト:「なんか、音が……イヴァン、聞こえるか?」
イヴァン:「音?」
どどんとふ:シークレットダイス
SCCB<=45 【 聞き耳 】
Cthulhu : (1D100<=45) → 98 → 致命的失敗
イヴァン:シークレットダイス
イヴァン:「…人でうるさくて、よく聞こえな……わっ」
イヴァン:(つまづいて転ぶ)
ギルベルト:「!…おい、大丈夫か!?」駆け寄って手を差し出す。
イヴァン:ファンブルだったよ……いたた
イヴァン:HP-1する…HP14
イヴァン:「…あう…ごめん…」
イヴァン:手を借りて起きるよ。
ギルベルト:「ったく…気をつけろよ」お尻とかぱんぱんってはらっておく。
イヴァン:顔を赤くしてされるがままになってる…「ありがとう…」
イヴァン:「か、買い物いこ…。パンと野菜と…あとコーヒー豆だね」
ギルベルト:「そうだな。荷物持ってやるよ」
KP:買い物はつつがなく終了していいよ。
KP:<聞き耳>どうぞ
ギルベルト:CCB<=65 【 聞き耳 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 27 → 成功
KP:市場は人でごった返し、住民の情報交換の場でもあるようだ。すれ違う人々の口からは、様々な噂話が漏れ聞こえてくる。もちろん、あの事件のことも。
KP:昨日も頭を割られたのがいた、金物屋のご主人らしい、とか。
KP:1ヶ月前の不審者は結局そいつも殺されたんだったか?とか。
KP:不審者といえば、市場で不審者から虫のお化けが出てきたとか。
KP:とかとか。
ギルベルト:やっぱり街では大きい事件なんだな。何か目立って気になるものは?
KP:目立って気になるのが、今の情報だよ
ギルベルト:金物屋の主人は昨日の奴で、市場で不審者から出た虫のお化けがさっきの話。
ギルベルト:じゃあ、1ヶ月前の不審者ってなんだ?
イヴァン:「ん…どうかした?」
イヴァン:君の服の裾を掴んではぐれないようについてってる
ギルベルト:そうか、事件の記事とかがいっぺんに見れるような図書館とかか?
ギルベルト:俺様、両手がにもつでいっぱい?片手で持てるか?
KP:二人で分けて持てば片手づつなんじゃないかな~。あと、図書館はイヴァンに聞けばわかるから言うけど
KP:この街には公民館にくっついてるちっちゃい図書スペースしかないから、バックナンバーはあるか、微妙。
イヴァン:「…何か、知りたいこと?」
ギルベルト:「イヴァン、歩きにくいから半分持て…」って言って手が空いたら手を繋ぐ
イヴァン:「…あ、うん。もちろんだよ」荷物をもらって、手をつなぐよ
ギルベルト:「いや、昨日の…金物屋の件があるだろ?」
イヴァン:「うん」
ギルベルト:「あれは内側から出てきたような痕だった。ってことは、あの虫は寄生虫みたいなもんかと思ったんだけどな…」
イヴァン:「……う、内側から…?うん…そうなんだ…」
ギルベルト:「そうか、お前は見なかったんだったな…。でも、今日の朝聞いた話みたいに出てきても害のないような話もあるみたいだ」
イヴァン:「うん……。ええと、ポーンって、だっけ?」
ギルベルト:「ポーンって…出てきて、その違いは何なんだろうな。つーか、そんなことあり得るのか?」
イヴァン:「僕は頭から虫が出てくるっていうこと自体、ありえるの?って思うけど……」
イヴァン:「今までの新聞では、内側からっていうのは、出てなかったかもね……伏せられてるのかも。」
イヴァン:「やっぱり、きになるんだね…」
ギルベルト:「気に…なるんだよ、なんか…俺、ずっと…このことで、前にも……」
ギルベルト:ずっと調べてたんだろうな。ガレージでの青年が言ってた通りに…
イヴァン:「……うん。」
ギルベルト:「いや、やっぱ…なんでもない」
イヴァン:「……え」
イヴァン:「……うん。何か、手伝えることがあったら、言って。」
イヴァン:手をギュって握る
ギルベルト:「……あぁ」イヴァンの手をひいて帰るか。
KP:(朝ごはん買ってこ~プレッツェル?ホットドッグ?)
ギルベルト:(どっちも買って半分ずつにしたい)
KP:(ナイスアイデア!!)
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