2.1日目昼間-1
●●●セッション開始
KP:はじめて行くよ~!
KP:いあいあ!
イヴァン:くとぅるふ~
ギルベルト:くとぅるふ~
KP:------------------------------------------
KP:CoC『愛欲の小部屋』
KP:
KP:【BGM:街/Бородин:Князь Игорь ”Пляска девушек плавная”】
KP:
KP:とある日の早い午後、君たちは連れ立ってとある郊外のアパートメントの前にいる。
KP:カメラマンである君は、この建物の一室を改装した撮影スタジオに下見にやってきていた。被写体である、モデルのギルベルトも伴って。
KP:本来下見にモデルの立会いは不要かもしれないけど、彼は君の友人で、今日はたまたまオフだった。
KP:君たちはさっさと下見を済ませて、食事にでも行く算段かもしれないね。
KP:(何か冒頭で会話したければどうぞ)
KP:
イヴァン:アパートメントの外観はどんな感じ?
KP:アパートメントはレンガ壁で築20年くらい。5階建ての建物で、西欧風の瀟洒な作りだ。
KP:君は事前に建物外観や部屋の中の資料写真を貰っているかもしれないね。
KP:落ち着いた感じのハウススタジオといった風だ。
イヴァン:「わあ、思ってた以上にいいかもしれない。はやく中に入ろうギルくん!」ギルベルトの腕を笑顔で引っ張るよ。
ギルベルト:「ああ、よかったな……って、おい、そんなに引っ張るな」
ギルベルト:引っ張られて中に入るか。
KP:君は指定された部屋番号の扉の前に行く。3階の一室だ。
KP:スタジオにはそのまま入れるという。先に言っておくけど、鍵はかかっていないよ。
イヴァン:「おじゃましまーす!」ギルベルトより先に入って部屋を見回すかな。
ギルベルト:「お邪魔します…っと」
KP:君は指定された部屋番号の扉を開け、一歩中に入る。
KP:しかしその瞬間、異変を覚える。
KP:
KP:【BGM:警戒/Satie:Gnossiennes No.1】
KP:激しい頭痛と耳鳴りが襲い、目の前が歪む。
KP:その原因を探る間もないまま、君たちの視界は闇に飲まれた。
KP:
KP:
KP:気がつけば、そこは簡素な正方形の部屋の中。
KP:聞かされていたスタジオとは、異なる雰囲気だ。
KP:持ち慣れないカメラを手に君は立っていた。
KP:君の一歩後ろには、ギルベルトもいる。
KP:
イヴァン:カメラは僕が持ってきたものじゃないんだよね、どんなものかな?
KP:一眼レフのカメラのようだ。なかなか年季ものに見える。
KP:少し古い型ではあるけど、良い品だ。凝った趣味か、プロの私物といった所かもしれない。
KP:(銀塩かデジタルかは、シナリオに関わらないから好きに決めていいよ。)
イヴァン:「あれ…ここは、スタジオ?聞いてたのとだいぶ見た目が違うし、…なんだろうこのカメラ、僕のじゃない」
ギルベルト:「なんだよ、部屋、間違えたのか?仕方ねえな…」
ギルベルト:って、部屋から出ようと振り返ってみるけど
KP:君たちの後ろには壁しかない。君たちが通ってきたであろう扉は、跡形も無くなっている。
ギルベルト:「え、あれ…」
イヴァン:「……」【聞き耳】振るよ。
KP:どうぞ~
イヴァン:CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 78 → 成功
KP:耳をすませると、イヴァンはカチコチと時計の針が刻む音だけが部屋に響いていることに気づく。
KP:では見回して分かることについて、描写をするね。
KP:君たちの後ろは白い壁。
KP:前に向かった奥には一つの扉が見える。
KP:部屋の右側には長方形の台、その頭上には掛け時計があり、左側は一面鏡張りになっている。
KP:もちろん今までいた部屋ではない。
KP:誘拐?異次元?どちらにせよ、並大抵のことではない。<SANc 1/1d3>
ギルベルト:CCB<=45 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=45) → 15 → 成功
KP:ギルベルトはSAN-1で44
イヴァン:CCB<=60 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=60) → 42 → 成功
KP:イヴァンもSAN-1で59
ギルベルト:「い、イヴァン…?どうなってんだ…?」
イヴァン:「…」黙ってる。
ギルベルト:「なあって…」イヴァンの肩を掴んで、顔のぞく。後ろにいて表情見えないからな…
イヴァン:「あ、ごめん…考え事してた。よくわかんないけど、とりあえず部屋を出よう。」
ギルベルト:「ああ…そ、そうだな。」
イヴァン:正面に見える扉へ近づくよ。異変を感じたし長くはとどまりたくないから。
KP:木目の上品な木の扉だ。
KP:よく見ると字が刻み込んであるようだ。
KP:
『写してみたい
白く伸びた腕のさき
鮮やかに彩られた指先を』
KP:
イヴァン:「写してみたい…白く伸びた腕のさき…鮮やかに彩られた指先を…?」見たままに読み上げる。
ギルベルト:「はあ?なんだ?リドルか…?」近づいてって一緒に覗き込む
イヴァン:「りどる?」隣にいるギルベルトに聞くよ。
ギルベルト:「なぞかけ?」
イヴァン:黙って扉の文字を指でなぞる。開けるか、開けないか、すごく悩んでる。
ギルベルト:「なんだよ、開けないのか…?」
イヴァン:扉に耳を当てて【聞き耳】するよ。
KP:いいよ~
イヴァン:CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 69 → 成功
KP:扉の向こうはシンと静まり返って、人の気配はなさそうだ。
イヴァン:「ここにいてもらちがあかないし、行こうか」あっさり扉を開ける。
KP:残念なことに、扉は開かない。
KP:扉は鍵の差込口がないにも関わらず、固く閉じている。
イヴァン:「…なんだろ、今僕すごく恥ずかしいんだけど」開かない扉を前にじっとしてる。
ギルベルト:「…開かないのか?」
ギルベルト:肩ぽんぽんしておいてやる
イヴァン:「無理やりこじ開けるにも道具がないし、…やっぱり謎を解けとかそういう話なのかな」肩ぽんぽんしてくれた手を外して部屋の中を見て回る。
ギルベルト:「よくわかんねえけど、面倒なことだぜ…」部屋の鏡でもちらっと見ておく
KP:部屋には右側には長方形の台、その頭上には掛け時計があり、左側は一面鏡張りになっている。
イヴァン:長方形の台に近づいて見てみる。
KP:壁に備え付けられた、幅3m奥行き50㎝ほどの台だ。
KP:色とりどりのマニキュアの瓶や、爪を整える道具が並んでいる。
ギルベルト:(今日も俺様は完璧に格好良いぜ~)って鏡見てしてるぜ
KP:ギルベルトが眺めているのはピカピカに磨かれた鏡だ。もちろん全身が映る。
イヴァン:「鮮やかに彩られた指先…」マニキュアを一つ持ち上げて、
イヴァン:鏡に夢中のギルベルトと交互に見比べる。
ギルベルト:「ん?どうした?」
イヴァン:「こっちきて」手招きする。
ギルベルト:「なんだよ…?」台の方へ行く
イヴァン:無言で手を掴んでマニキュアを塗ろうとする。
ギルベルト:「わ、な、なんだよ?…マニキュア…?」
ギルベルト:反射的に手を引っ込める
イヴァン:いまさらだけど、マニキュアってどんな感じ?
KP:なんの変哲もないマニキュアに見える。瓶を開けたなら、鼻につくマニキュア特有の臭いがするだろう。
KP:瓶は細かな装飾がされているけれどどれも同じもので、ラベルや意味のある刻印は見当たらない。
KP:色は様々、好きなものを選べるよ。
イヴァン:「うん、マニキュア。あ、こっちの方がよかった?」紫色の瓶を取り上げて見せる。
ギルベルト:「なんで…?」並んでる瓶を何本かいじる。ブルーラベンダー、ローズレッド、ムーングレイ、エクリュ…
KP:ギルベルトの長い指が色とりどりの瓶の中を行ったり来たりしている。
イヴァン:「ん、僕の目と同じ色だから?ふふ、紅もいいけど似合うと思うよ」
ギルベルト:「いや、そうじゃなくて…。なんでマニキュア塗るんだよって話だよ」
ギルベルト:仕事で塗ったりもすると思うからそんなに抵抗はねえけど、唐突すぎるんだよな
イヴァン:「『白く伸びた腕のさき鮮やかに彩られた指先を』。君がさっきなぞかけだって言ってたし解いてみようかなって」両手を軽く開いて無理には塗らない意思表示をしてみせる。
ギルベルト:「……ふーん。それで、お前の目の色を?俺に…?」イヴァンの目元ちらちら盗み見つつ、紫を何色か選り分ける
イヴァン:「そうだよ。どの色が近いかな?」少しだけ顔を近づける。
ギルベルト:「ん、ん~……お前が、そうしたいなら、いいけど……」
KP:ギルベルトは菫色、ブルーラベンダー、ヘリオトロープあたりを選り分けて君に見せた。
ギルベルト:「お前、決めろよ…カメラマン。鏡あるんだから自分で見比べろ」
イヴァン:「目が悪くてよく見えないんだ。ギルくんに決めてほしいな。どんな色に見えてるの?」
イヴァン:ずいずいと顔を近づける。
ギルベルト:「……う、嘘つけ!仕方ねえなあ…」
ギルベルト:じりじり下がりつつ、菫色を差し出す「…これ、か…?」
イヴァン:ニコニコしながら菫色の瓶を受け取って蓋をあけるよ。
イヴァン:「手を出して」
KP:マットな質感の菫色のマニキュアだ。鼻をつく臭いがする。
ギルベルト:「…はい。」おとなしく出す。
KP:彼の指はすらりと直線的で、真っ白な肌の先に形の良い四角い爪が乗っている。
KP:長く伸ばされてはいないが、綺麗に整えられている爪だ。
イヴァン:「綺麗だね。流石はモデルさん。好きだなぁ。」やんわり手を握って指の甲にキスする。
ギルベルト:「そりゃ、商売道具だから………っ」一瞬何されたのかわかんなくて、言葉に詰まる
ギルベルト:「お、おい…?」
イヴァン:「ん?塗ってくよ」なんでもない風で刷毛を液体にひたす。【芸術】振れる?
KP:振ってみていいよ~
イヴァン:CCB<=65 【芸術(メイク)】
Cthulhu : (1D100<=65) → 27 → 成功
KP:では、君の手によって、ギルベルトの爪が鮮やかな菫色に彩られた。ギルベルトは多少身じろぎしつつ、黙ってされている。
ギルベルト:「……」なんか反論も思いつかないし、動けねえから頭ぐるぐるしたままぼーっとイヴァンがするのを見てる…。
ギルベルト:「…か、乾くまで、じれったいよな、マニキュアって…。」ブツブツ言う。
イヴァン:「そう?僕は君に触ってるからあんまり退屈はしないよ」塗り終わってもギルベルトの手を持ってる。乾く間持ってるつもり。
ギルベルト:「変なやつだよな。お前…。」
ギルベルト:イヴァンの手は…白パンみたいにふかふか?
ギルベルト:あ、でも火傷痕があるのか。触りなれない感触だろうし、無意識に撫でてるかもな。
イヴァン:「よく言われるよ」
イヴァン:手は大きくてふわふわだけど手の甲は引きつっててあまりいいさわり心地ではないかな。
ギルベルト:改めて触ってみて、こうなってるのか…ってぼうっと考えてる。さっきのことから思考を逸らしたい。
KP:そうこうしているうちに、数分でマニキュアは乾いたよ。
イヴァン:「乾いたね。どう?おそろいになったかな?」片手を恋人つなぎみたいにして指を絡めたままゆっくり自分の顔の横に持っていく。
ギルベルト:「…ああ。いいんじゃないか?」顔は逸らしたまま、視線だけそっちやる。
イヴァン:「そう。よかった。」ぱっと手を離して嬉しそうに笑うよ。
ギルベルト:「よ、よかったな。よかったのか…?」
ギルベルト:自分でも爪をまじまじと眺める。
イヴァン:「うん、いいことだよ。」笑顔のまま、ギルベルトを他所に手元のカメラを弄る。
ギルベルト:「…写真、撮るのか?」
イヴァン:あ、そういえば僕たちの荷物ってこの部屋にはないの?自分のカメラがあったらそちらでも撮るかもしれない。
KP:荷物は…ポケットに入っているもの程度しか見当たらないことがわかる。カバンなんかは見当たらない。自分のカメラもなさそうだ。
イヴァン:「撮りたいな。僕のカメラじゃないのは残念だけど。」
ギルベルト:「わかった。どうする?なんか指示あるか…?」慣れた感じで、部屋を見回して白い壁の前に立つ。
イヴァン:「お任せするよ。」
ギルベルト:「お?そうか?」じゃあ、カメラ向けられたら幾つかポーズつけてみせる。
ギルベルト:爪を撮りたいんだろ?顔のとこに指持ってきたりとか、指組んで見せたりとかか?
ギルベルト:というわけで<芸術:ポージング>振るぜ
イヴァン:手に持ったカメラでポーズを取るたびにシャッターを切る。全部お任せ。何をどう撮ってもギルベルトなら綺麗。
ギルベルト:CCB<=65 【芸術(ポージング)】
Cthulhu : (1D100<=65) → 82 → 失敗
KP:あ~……成功したら<写真術>に補正あげようと思ったんだけど…
KP:ギルベルトは爪をメインでっていうのがよくわからなかったのかな?
KP:君がその中でベストショットを撮れたか<写真術>どうぞ
イヴァン:【写真術】ふるよ~
イヴァン:CCB<=70 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=70) → 64 → 成功
KP:では、君は彩った指先の写真を撮った。
KP:
KP:手にはその人の暮らしが現れるという。
KP:今その指先を見て、ふと君は彼の日々を思う。
KP:この手が無造作に君に触れる
KP:この手が繊細にポーズを作る
KP:この手はどれほどの写真に写ったのだろう
KP:この手は誰かを抱いたことがあるのだろうか
KP:この手は…
KP:
KP:パシャリ
KP:シャッターが切られると共に、奥の扉からもカチャリと音がする。
イヴァン:写真撮り終わった後もぼんやりとギルベルトの手を見下ろしてる。もしかすると少し陰のある顔にみえるかも。
ギルベルト:「…ん?撮れたか?」
イヴァン:「…うん」
ギルベルト:「イヴァン…?」
イヴァン:「ううん、なんでもない。」ギルベルトに笑いかけた後扉の方へ歩いていく。扉開けるよ~
ギルベルト:首を傾げつつ、ついていくぜ
KP:はい。今度は扉は何の抵抗もなく開く。
イヴァン:リベンジ成功。
KP:
KP:扉の向こうもまた、同じような部屋が広がっている。
KP:部屋の奥側にはまた一つの扉
KP:右側には大きな台、その頭上には掛け時計があり、左側は全面鏡張りになっている。
イヴァン:「…なんか軍にいたころを思い出すなぁ」
ギルベルト:「何でまた?」そういえば軍人時代の話ってあんまり聞いたことなさそうだな。
イヴァン:「パン一切れだけ持たされてサバイバルするの。水にももぐるし山にも登る。で、やっと目的地についたと思ったら上官に『本当のゴールはあと100kmくらい先』って言われるの。その繰り返し。それがなんとなく今の状況に似てるなって。」ニコニコ笑うよ。
ギルベルト:「なるほどなあ…大変なんだな。いや、今が大変な状況かもってことか。」イヴァンのでかい身体まじまじ見つつ
イヴァン:「かもね。今度のお題は何かな~?」軽いノリで奥の扉のところまで歩いていくよ。
KP:またも鍵穴などはなく、開かない扉だ。
KP:文字が刻んである。
KP:
『写してみたい
澄んだ瞳に見返され
その中に映る景色の全てを』
KP:
ギルベルト:「で、何だって?」
イヴァン:「僕の目を見て」
ギルベルト:「んっ?どういう意味だ…?」じいっ
イヴァン:すかさずシャッターを切るよ。
KP:すばやい!<写真術>どうぞ
イヴァン:CCB<=70 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=70) → 22 → 成功
KP:君はファインダー越しに彼の瞳を覗き込む。
KP:
KP:君は覗き込んだギルベルトのばら色の瞳が、
KP:鮮やかな赤だけでなく、表層に蟠るような淡い空色をも含んでいることを知る。
KP:そのしめやかな輝きはレンズのせいだろうか。
KP:カメラを抜き取って見れば、きっとそれもよく分かるのだろう。
KP:
KP:カチャリ
KP:また奥の扉から音がした.
ギルベルト:「…お前、不意打ち…」
イヴァン:「ふふ。行こうか、次」扉を開けまーす。
KP:扉は抵抗なく開く。
KP:次の部屋。この部屋もまた白い。
KP:右壁には掛け時計、左壁には一面の鏡。
KP:奥の扉を挟んだ壁には、賽の目状の棚がずらりと並び
KP:中にはいずれも色とりどり、ざまざまなデザインの、艶やかなエナメルヒールがあるようだ。
KP:そして部屋の中央部には椅子と小さなテーブルが一つずつ設置されている。
イヴァン:「今度は靴かぁ…」部屋の中を見回す。
ギルベルト:「女のモデルを連れてくるべき部屋なんじゃねえか?ここ…」
ギルベルト:ユニセックス系の仕事はあんまりしてないと思うんだよな、俺様
イヴァン:深い紫色の靴はある?(そわそわ)
KP:見つけ出せていいよ。デザインに希望はある?
イヴァン:シンプルで歩きやすそうなものと、派手で明らかに実用的じゃないものの二つあると嬉しい。
KP:では、太いヒールのついたシングルモンク風のものと、ピンヒールに編み上げや皮の装飾のついたオックスフォード
KP:どちらも深いインペリアルパープルだ。
イヴァン:「どっちがいい?」二足をもってギルベルトに見せるよ。
ギルベルト:「…やっぱり俺が履くのか?」
イヴァン:「僕が履いてるとこ見たい?」笑顔で威圧する。
ギルベルト:「履いてみろって、案外似合うかも」によによしながら言いつつ、どっちも片足づつ受け取って部屋にある椅子に座る。
イヴァン:そういえば靴のサイズはどれくらいなんだろう。たぶんギルベルトよりイヴァンの方が足は大きいよね。
ギルベルト:SIZ1違うからな、お前の方がちょっとでかいよな
ギルベルト:椅子に座って、靴屋でするみたいに鏡に向かって片足履いてみたりしてるぜ
KP:ヒールはどちらも、ギルベルトにぴったり合うサイズのようだ。
KP:また、傍らには小洒落たサイドテーブルがある。上には金属の爪ヤスリと、小さな冊子がある。
イヴァン:ひとまずお題を確認しようと奥の扉のところまで行くよ。
KP:奥の扉に刻まれた文字は以下の通り
KP:
『写してみたい
優雅な猫のような足取り
艶めいて揺れるヒールを』
KP:
イヴァン:ぼそぼそっと呟いてサイドテーブルのところに行って上にある小物を確認する。
KP:冊子は中を見てみる?
イヴァン:見てみる。指でぱらぱらとめくるよ。
KP:中にはマッサージについての手順がある。
KP:どうやら膝からふくらはぎ、足裏までの簡単な指圧のようだ。
ギルベルト:「何だ、それ?」読んでるのを見上げる。
イヴァン:「マッサージの本だって。やってみる?」
ギルベルト:「ふーん…?ああ、ハイヒール履いた後って、足が痛いから…?」
ギルベルト:「って、どんな配慮だよ…」
イヴァン:ああ、そういうことなんだ。「どっちにするか決めた?」
ギルベルト:「いや、そういうセンスはねえよ。俺様…。お前決めろよ。どっちが似合いそう?どういう画を撮りたいんだ?」
ギルベルト:裸足で足組んでぷらぷらする
イヴァン:ピンヒールのオックスフォードを手にとって履かせてみる。「歩ける?」
ギルベルト:「ん~…」テーブルに掴まって立ってみるけど、足取りはおぼつかないな
ギルベルト:「ポーズは取れると思う…。歩くのは……」
KP:あ、ちょっとイヴァン、1D5振ってみてくれる?
イヴァン:1d5
Cthulhu : (1D5) → 4
KP:ではギルベルトがDEX*4に失敗したら君の腕の中に転ぶことにするよ
ギルベルト:CCB<=(14*4) 【DEX*4】
Cthulhu : (1D100<=56) → 40 → 成功
ギルベルト:歩けた!
イヴァン:「猫のような優雅さはないけどね」
KP:ギルベルトは要領が良かったようで、少しよろけながらもまっすぐ歩いてみせた。
ギルベルト:「そこまで期待するなら、もうちょっと練習が必要だな」
イヴァン:ギルベルトの方へ歩いていって笑顔で手を差し出す。エスコートするよ。
ギルベルト:歩き慣れないからな、何の疑いもなく手を取るな~、仕方ないな
イヴァン:部屋の中をギルベルトのペースにあわせてゆっくり歩く。たまに目線を合わせて微笑むかな。
ギルベルト:歩く練習みたいに手を引かれて歩いてるけど、途中でん?ってなるな
ギルベルト:「…ん?写真、とらねえの?」
イヴァン:「ん、撮ろうか。じゃあ部屋の奥からこっちに歩いて魅せて。注文は『優雅な猫みたいに』」ギルベルトに指示した方向とは逆に歩いてカメラを構える。
ギルベルト:「優雅な猫、ねえ…?」
ギルベルト:言われた通りにやってみる。<ポージング>振るぞ
ギルベルト:CCB<=65 【芸術(ポージング)】
Cthulhu : (1D100<=65) → 68 → 失敗
KP:ギルベルトの足取りは、やはりちょっと頼りない。<写真術>どうぞ
イヴァン:CCB<=70 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=70) → 21 → 成功
KP:君は納得のいく一枚が撮れたようだ。
KP:
KP:普段靴に隠されているためだろうか。
KP:そこは思うよりずっと色が薄く、滑らかだ。
KP:その足先の白と色鮮やかなヒールとの対比を、君はそっと写真の中に切り取った。
KP:
KP:…カチャリと音がする。
ギルベルト:歩ききって、イヴァンのそばまで行って腕を掴んで止まる。
ギルベルト:「……ふう。どうだ?」ちょっとした達成感。
イヴァン:「ふふ、とてもいい写真取れたよ。ありがとう。」背中に手をやって優しくなでる。
ギルベルト:「まあ、モデルがいいからな!当然だな!」
ギルベルト:また椅子のとこまで行って、ハイヒールは脱ぐぞ。いいよな…?
イヴァン:だめ。
ギルベルト:は…?
イヴァン:そのまま担ぎ上げて椅子のところにまでつれてく。
ギルベルト:「あ、おい、ちょっと…!」力では勝てないからな。俺様軽いし。持って行かれる。
イヴァン:椅子に座らせてハイヒールを脱がしてマッサージをするよ。
イヴァン:座ったままできるかな?寝転ばせたほうがいい?
ギルベルト:さっきそういう話はしてたし、やらせてみてやってもいいぞ…。
KP:マッサージを試すなら、DEX*5に本を読んで+20補正が付くんだ
KP:目標は75だね
KP:これで振って~ ccb<=75 //DEX*5+20
イヴァン:ccb<=75 //DEX*5+20
Cthulhu : (1D100<=75) → 24 → 成功
KP:君の手は器用にギルベルトの足先の緊張をほぐしていく。
KP:君の掌の中で、彼の足先がだんだんと温かくなっていくのを感じるだろう。
イヴァン:「どう?気持ちいい?」
ギルベルト:「…ん、きもちい。うまいもんだな。」
ギルベルト:さいしょは緊張してるけど、悪くないなってだんだん力を抜いて任せてる。
ギルベルト:ああ~あと一行読みとばしてたけど座らされてやってるからな、寝転んではないぞ!
イヴァン:跪いた太ももの上にギルベルトの踵を乗せてマッサージしてる感じかな。綺麗な足だなって堪能したら何食わぬ顔でまたハイヒール履かせる。
ギルベルト:なんでだよ!
ギルベルト:「い、イヴァン…?それはもういいだろ…」ハイヒールはかされたつま先で膝突っつく
イヴァン:「んーもうちょっと。」ささっと抱えあげて次の部屋に行く。
ギルベルト:「ばか、人の話聞けって…!」抱き上げられながらぱかすか背中とか叩いてる。
ギルベルト:も、元の靴も持ってけよ!
イヴァン:聞こえない振りして扉を開ける。
ギルベルト:俺様の靴!
KP:幾らの靴を履いていたか1d10万円でロールしようか…
ギルベルト:1d10 //万円
Cthulhu : (1D10) → 10
KP:10万円の靴が…!
ギルベルト:「あっ、イヴァン、靴、靴忘れてる!ばか!」
イヴァン:「靴くらいまた買ってあげるよ」
KP:君たちはそのまま次の扉をくぐった。
KP:
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