3.1日目昼間-2
KP:【BGM:日常/Satie:Je te veux】
KP:
KP:あいも変わらず白い空間。
KP:中央にはテーブルとチェア、
KP:右側の壁にはダイニングキッチンと、頭上には掛け時計
KP:左側の壁には一面の鏡が張られており
KP:奥の壁には扉が一つある。
KP:
イヴァン:椅子を引いてギルベルトをテーブルに着かせるよ。
イヴァン:奥の扉見に行く。
ギルベルト:「……」むすっと座らされるけど、一応前の部屋に戻ってみようとするぞ…
イヴァン:席を立ったギルベルトをニコニコと見送って奥の扉に行く。
KP:ではまずギルベルトの方から。
KP:ギルベルトは前の部屋への扉をガチャガチャ言わせているけど、やがてがっくりと肩を落とす。
ギルベルト:「……開かねえぞ、おい…」
ギルベルト:俺様の靴…。
イヴァン:犠牲はつき物だよ。
KP:イヴァンの方は、やはり頑なに開かない扉だ。
KP:刻まれた文字は以下の通り
KP:
『写してみたい
この手で作ったものが飲み下され
血と骨と、肉となる瞬間を』
KP:
ギルベルト:テーブルのところに戻って、むくれた顔で寄りかかってる。
ギルベルト:「今度は?何しろって?」
イヴァン:「ん、そこにただ座っててくれればいいよ。」そういって右手のキッチンに入る。
イヴァン:何か料理をしたいけれどなにがあるかな?
KP:白を基調としたダイニングキッチンだ。
KP:米やパン、パスタなどの炭水化物に
KP:業務用冷蔵庫を開けば、卵、鶏肉、人参、玉ねぎ、じゃがいも
KP:牛乳、バター、チーズなど、ありとあらゆる食材が詰まっている。
KP:望む食材が手に入るだろう。
ギルベルト:冷蔵庫とかバタバタしてるの見て「……飯作るのか?」
イヴァン:ギルベルトはどんなものがすき?
イヴァン:「うん、何が食べたい?」
ギルベルト:「ん~……お前は?何が得意なんだ?」ロシア料理…?
イヴァン:「んーあんまり思いつかないけど、サリャーンカ作ろうかな。君も気に入ると思うよ。」
ギルベルト:「お、いいな!ゾルヤンカ」ドイツ風に言うとこうなる。
KP:メインの具材は何にするかな?お肉?
イヴァン:「コップ二つ用意してくれる?」肉と野菜を切りながら、ひょっこりギルベルトのほうをみてお願いする。
ギルベルト:「わかった。…一緒に作るか?手伝う?」コップ持って隣に行く。
イヴァン:鍋に具材をいれてかき回したところで、コートの内に手を入れてウォッカを取り出す。
イヴァン:「はい」ギルベルトの持ってるグラスに注ぐ。
ギルベルト:「ん…?」
イヴァン:「お水ちゃんだよ」
ギルベルト:「いやいや、ふざけんなよこのキッチンドランカーめ…」
ギルベルト:俺様CON低いからな。つまり酒にも弱い
ギルベルト:「こんなの飲んだら、せっかくの飯の味がわかんなくなるって…。」
イヴァン:「水分補給、大事だよ。乾杯」
ギルベルト:「はいはい…」乾杯には付き合う…
イヴァン:やさしい。
ギルベルト:けど、ひと舐めしてウッてなって、冷蔵庫から炭酸水とレモン探してくる
ギルベルト:割って、ちびちびすすってる…
KP:酔わなかったか、二人ともCON*5でどうぞ
ギルベルト:CCB<=(6*5) 【CON*5】
Cthulhu : (1D100<=30) → 41 → 失敗
イヴァン:CCB<=(15*5) 【CON*5】
Cthulhu : (1D100<=75) → 82 → 失敗
KP:ギルベルトはだましだまし飲んでいるけど、すでに耳や頰の皮膚の薄い部分が真っ赤になっている。(※お酒で赤くなるのは東アジアの一部の人のみだそうですが、可愛いのであえて赤くなってもらいました。)
KP:イヴァンも、ほろ酔いでいい気分になってきちゃったかな?
イヴァン:いい気分で皿に料理を盛って配膳するよ。
ギルベルト:黒胡椒かけて…レモンの輪切りも乗せてくれ
KP:お料理が上手にできたか…本当はDEX*5なんだけど、酔っ払ってるからDEX*4で判定して~
イヴァン:ccb<=(11*4)
Cthulhu : (1D100<=44) → 96 → 致命的失敗
KP:おっと…?
KP:完成したサリャーンカは、ちょっと具材の大きさがバラバラだったり、煮詰めすぎたりだったかな?
KP:うちの卓では家庭料理なら技能いらないことにしているから、食べられないほどってことはないけど…
KP:ギルベルトが酔っていて味がよくわからなかったのが幸い、かな?
ギルベルト:あ、あれだ。俺様も手伝いってことでダイス振るか。
ギルベルト:ccb<=(14*4) //DEX*4
Cthulhu : (1D100<=56) → 33 → 成功
ギルベルト:お、フォローできたか
イヴァン:ありがとう。
KP:ギルベルトが横から口出ししたりして、なんとかまともな味に仕上がったってことにしようか。
ギルベルト:「…まあ、見栄えは悪いけど、食えればいいよな!」
ギルベルト:配膳は任せて、ヒールだし、酔ってるし、ふらつきながら椅子に座る
イヴァン:「うん、おいしいよ。君に頼りきりだったね。」ギルベルトの側から配膳して、自分も向かいの席に着くよ。
ギルベルト:「頼られるのは悪い気分じゃないぜ?ふふん」いただきますするか
ギルベルト:「Mahlzeit!」いただきますだ
イヴァン:いただいてます。
ギルベルト:「ん~、まずますの味だな…」とか言いつつスープすすってる
イヴァン:無言でカメラを構えて写真をとる。本来なら許可を取るべきだろうけどさっきも撮ってたし、スープすする音もあれだしでいきなりいくよ。
ギルベルト:すすったり、具材もぐもぐしたりして、目線だけカメラの方にやる
KP:<写真術>どうぞ~
イヴァン:CCB<=70 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=70) → 4 → 決定的成功/スペシャル
KP:やったね~
KP:では君は、ずいぶん美味しそうに"見える"料理と、それを食べるギルベルトを写真に収めた。
KP:
KP:今、白い皿の上から取り上げられた肉の一切れは
KP:よく噛まれ、砕かれ、飲み下され
KP:食道から内臓までをゆっくりと通り抜けていくだろう。
KP:そうしてもみくちゃに溶けて、目の前の彼の身体になるのだろう。
KP:それを思うと堪らなくなる。
KP:無意識に嚥下した君の喉元を笑うように
KP:カチャリと、扉が鳴った。
KP:
ギルベルト:「撮れたか?」もぐもぐ
イヴァン:「うん。料理も君もおいしそう。」
イヴァン:先に食べ終わって、皿もそのままに頬杖をつきながらギルベルトを見てるよ。
ギルベルト:「うん、悪くはないけど…まだまだだな」
ギルベルト:そこでもぐもぐしてる手が止まる「…ん?あ?」
ギルベルト:あと食は細いと思うからな、もともと皿の量も少ないとは思うけど、食べるのも早くない。
ギルベルト:「イヴァン、あのなあ、からかうのも大概にしろよ」
イヴァン:「ん、なあに?あ、そうだ手伝ってあげる」自分のスプーンでギルベルトのスープをすくって口元まで持っていく。
ギルベルト:「…ん、子供じゃねえんだから…」と言いつつ、出されたら口を開ける
イヴァン:「はい、あーん。」
ギルベルト:「あ~ん…」
イヴァン:ギルベルトが食べるのを幸せそうに見つつスープがなくなるまでつづける。
ギルベルト:居心地悪そうにしつつも、完食してやる
ギルベルト:「ごちそうさま。…満足したか?」
イヴァン:「うん!満足だよ。ごちそうさまでした。」
イヴァン:二人分のお皿洗って…ギルベルトのコップにウォッカが残っていたらそれを飲んでから次の部屋へ行くよ。
ギルベルト:酔ってるしはらいっぱいだから、机にぐでっとなってイヴァンの皿洗いを眺めてる
ギルベルト:残ってる炭酸水一口飲んでおこう…。
イヴァン:「歩ける?」洗物が済んだらギルベルトを見下ろして聞くよ。
ギルベルト:「ん~……ある、ける…。」イヴァンにつかまって立つ。
ギルベルト:よく考えたら裸足になって歩けばいいんだろうけど、そこまでは頭が回ってないな
イヴァン:「酔っ払ってるね…ふふ」ふわふわとした足取りでギルベルトの腰支えつつ、扉を潜るよ。
ギルベルト:「……」支えられつつ千鳥足で続く。
KP:
KP:君たちは扉をくぐる。
KP:
KP:【BGM:静謐/Ravel:Ma Mère l'Oye No.1 “Pavane de la belle au bois dormant“】
KP:次の部屋は、一段薄暗い。その中にほのかな照明の灯る、白い部屋だ。
KP:中央に大きな丸いベッドがあり、
KP:向かって右側の壁には棚と、頭上の掛け時計
KP:左側の壁には一面の鏡が見える
KP:更に奥には既に見慣れた木製の扉がある。
KP:
KP:しかしもう一つ、この部屋には決定的に今までと違う部分があった。
KP:それは左の壁、鏡の傍に散らばる白いもの。
KP:大きな丸い部位はそれが何か、嫌が応にも君に知らしめる。
KP:それは人の骨だ。
KP:ここで誰かが死んだ、その決定的事実に<SANc 1/1d5+1>
ギルベルト:「なん…?!え…」
ギルベルト:CCB<=44 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=44) → 6 → スペシャル
KP:ギルベルトはSAN-1で43
イヴァン:「…」
イヴァン:CCB<=59 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=59) → 47 → 成功
KP:SAN-1で58
KP:
イヴァン:「…扉見てくるよ。」酔いもさめて一瞬ギルベルトをぎゅっとした後扉を見に行く。
ギルベルト:「あ、ああ…。わかった。」
ギルベルト:人骨からは距離をとるようにして、壁に寄りかかってイヴァンを見てる。
KP:奥の扉は開かない。
KP:文字は以下の通り
KP:
『写してみたい
やわらかな肌の上
許された刻印を』
KP:
イヴァン:無言でギルベルトの方に戻るよ。
ギルベルト:「イヴァン…?」
イヴァン:ギルベルトの傍まで来るとじっと見下ろして、視線をそらす。
ギルベルト:「おい?どうかしたのか…?」
イヴァン:「…ごめんね」
ギルベルト:「なにがだ?…出られそうにないのか?」
イヴァン:いきなりきつく抱きしめて口をふさぐ。
ギルベルト:「って、んんっ?!」
ギルベルト:口塞ぐ?!え、手で?
イヴァン:もちろんお口。
ギルベルト:口で、口を?塞ぐ…?
ギルベルト:「?!?!」理解が追いつかなくて目を白黒させてるな…それは…
イヴァン:そのまままた抱えあげてベッドに放り投げて、組み敷いてコートを脱がして下に着るシャツをはだけさせる。
ギルベルト:「お、い…ッ?!イヴァン?!なにが始まってんだこれ?!」
KP:さすがに抵抗されるだろうから、上手にできたか<組み付き>どうぞ
イヴァン:CCB<=65 【組み付き】
Cthulhu : (1D100<=65) → 37 → 成功
KP:宣言通りにできました
KP:ギルベルトの透けるように白い素肌が露わになる。
イヴァン:両手を拘束したまま、首筋をなめてきつく歯を立てる。
ギルベルト:「イヴァン…ッ!」ばたばた抵抗しようとはしてるけど、噛まれてびくっと身を竦ませる
ギルベルト:「なん、だよ…これ…」
イヴァン:質問には答えずにシャツのしたに手を差し入れてわき腹を触る。
イヴァン:片手だけの拘束になるね。
ギルベルト:「…ひ、ちょ、ちょっと待て、って」ぬ、抜け出す!
KP:組み付きから抜け出すので、STR対抗を実施するよ
ギルベルト:resb(11-18) //STR対抗ロール
Cthulhu : (1d100<=15) → 58 → 失敗
KP:ギルベルトは君の下でもがいているけど、大して効果はないようだ
イヴァン:抜け出そうともがくギルベルトを両腕ごと絞めるみたいに抱きしめて、阻止するよ。無言だけど少し息は荒いかな。
ギルベルト:「ん、おいって……な、何か言えよ!」
ギルベルト:抵抗は諦めるけど、身じろぎしてる
イヴァン:「…ごめんね」って小さく繰り返して、抱きしめたまま胸や腹につけられる範囲で鬱血痕をのこしていく。
ギルベルト:首は見えてないけど、胸あたりなら目に入るから、なにされてるかわかって抗議はしておくからな…商売道具なんだからな
ギルベルト:「イヴァン……あ、おい!あ~、ばか、明日の仕事に差し支えたら許さねえからな…」
ギルベルト:イヴァンが何考えてるのかわからねえし、これ隠すの大変そうだなとか、あとまだ酔ってるし頭ぐるぐるしてくる
イヴァン:「…なんでそんな、許容するみたいなこと言うの…?」ギルベルトの胸にあごをつけたまま怪訝そうな顔で聞く。
イヴァン:なんていうかイヴァンはギルベルトのことそういう意味で好いてるけどギルベルトが同じ意味で好いてくれるとは思ってないから、うん。
ギルベルト:「許容、は、してないぜ…?」
イヴァン:「そう。ならなに?他に言うべきことあるんじゃない?」
ギルベルト:「…ふざけんな、今すぐどいてどういうことか説明しろ」
ギルベルト:ピンヒールのかかとでイヴァンの脚げしげしする
イヴァン:「君を撮るのがこれで最後になるかもしれないってこと。そんだけ。」
ギルベルト:「最後って……別に、またモデルで呼んでくれればいいだろ…わけわかんねえ」
イヴァン:ゆっくり身体を起こしてギルベルトを開放する。
イヴァン:「この部屋を出る条件は鬱血痕をのこす君の身体を撮る事。」
ギルベルト:もぞもぞベッドの上に体起こす「……ああ、そういうことかよ…。」
ギルベルト:「なら、先に言えよ…。あ~、こんなにしやがって…」自分の身体確認しつつ
イヴァン:「ふふ、ごめんね。うん、なんとなくだけどこの部屋で最後な気がするんだ。確証はないけど、きっともうすぐ外にでられる。」
イヴァン:「こんな状況で言うのもあれだけど笑ってみせて」って笑顔を作ってカメラを構えるよ。
イヴァン:「最後だから」
ギルベルト:「そんな、急には笑えねえよ…。なんか、面白いことでも言ってくれ」
イヴァン:「え、プロなのに?素敵な笑顔は君の十八番でしょ?」
ギルベルト:「あのなあ、気分作りってのもあるんだよ、そんな作り物の笑いでいいのか…?」
ギルベルト:<ポージング>振るか?
ギルベルト:服暴かれてキスマークつけられて、そんで笑えってなあ、わけわかんねえだろ
イヴァン:うん、おねがいするよ。「うん、平気。どんな君でも一番君らしく撮るのが僕の仕事だし、ちゃんと素敵に撮るよ。今までだって一度たりとも失敗しなかったでしょ?」
ギルベルト:「…言うじゃねえか。…特別だからな。」
ギルベルト:CCB<=65 【芸術(ポージング)】
Cthulhu : (1D100<=65) → 45 → 成功
ギルベルト:カメラに向けて、微笑んでみせる。挑発的にな
KP:<写真術+20>でどうぞ
イヴァン:写真術はまだ振れないかな。
KP:好きなタイミングでどうぞ~
イヴァン:「ありがとう、…撮るよ」でもカメラを構えたままニコニコ笑ってるだけでシャッターはなかなか切れない。笑った口元だけがギルくんからは見えてる。
ギルベルト:「ん。」しばらくじっとしてるけど、一向にシャッターが切られないから、怪訝そうな声を出す。
ギルベルト:「…イヴァン?これじゃ、駄目か…?」
イヴァン:「いや、いいよ…すごく綺麗。いままでと同じ…ううんいままでで一番、…でも、なんだろう」
ギルベルト:「うん…?」
イヴァン:「すごく、惜しい気がするんだ。今になってね。」
ギルベルト:「惜しい?なんだよ…」
イヴァン:「んー、なんだろうね…はは」
ギルベルト:「…ん~?」
ギルベルト:イヴァンに<心理学>してえ。
イヴァン:どうぞー。
イヴァン:一応笑ってるつもりだけど、口の端が引きつって頬に水伝ってる。涙ぽろぽろ。
ギルベルト:ばか…!心理学成功したら、PL発言で考えてることちょっと言ってもらうからな
ギルベルト:CCB<=85 【心理学】
Cthulhu : (1D100<=85) → 22 → 成功
イヴァン:なんとなくこの撮影を終えたらイヴァンは自分の前から姿を消すんじゃないだろうか。そんな漠然とした気配を察知するよ。
ギルベルト:はあ~?なんでだよ…わけわかんねえ…。カメラどけさせて涙拭いてやる。
ギルベルト:「イヴァン?どうした…?何泣いてんだよ…こわい?」
イヴァン:「いやそういう訳じゃなくて…ううん、怖いのかもしれない。君の言うとおり。きっとすごくこわい。」ギルベルトの肩に顔を押し付ける。
ギルベルト:「…ん。そうか…。よしよし」頭ふわふわ撫でてやるぜ
イヴァン:「ずっと諦めるつもりだったんだ。君をはじめてみたときから、僕が捕まえていいものじゃないってわかってた。」
ギルベルト:「……」黙って聞いててやる
イヴァン:「なのに馬鹿なことしたよね。もしかしたら、…もしかしたらって、そんなことを思って欲をかくうちにこんなにも長く君と一緒にいた。」
ギルベルト:「もしかしたら、ねえ…?」
イヴァン:「ふふ、そう。もしかしたら。実際はもしかもしないし、絶対に起こるわけもないんだけどね。」
イヴァン:ちょっと夢見ちゃったなって笑ってギルくんに軽くハグをするよ。
ギルベルト:「ふうん…お前にとって俺って、そのていどなわけか」
イヴァン:「…え」
ギルベルト:「なんかの間違いで手に入ったらラッキー、くらいの感覚で俺と一緒にいたのか?はらたつ…」
イヴァン:「そ、そんなわけないじゃない。いや、でも、僕はそんな…」
ギルベルト:「それこそ、ふざけんな、だ。」むすっとして身体はなす
イヴァン:「ねえ、待って、あの!」離れていきそうになったギルくんを袖を引いて引き止める。
ギルベルト:なんかこんな見た目だし、神聖視みたいな本気すぎる告白、何度かされたことありそうだよな。妙な距離を感じる親愛みたいなやつ。
ギルベルト:「なんだよ…」
イヴァン:うん、確かにイヴァンもその部類だろうね。神聖視して自分には不釣合いだって思ってる。ただ愛の重みが違ってすさまじく重いんだ。
ギルベルト:俺はお前のこと、友達だと思ってたけどな。
イヴァン:その”好き”の違いにイヴァンは苦しんでたんだろうね。もう覚悟決めたけど。
ギルベルト:ふーん…?
イヴァン:「僕は、君のことが好きだった。いや、今だってずっと。友達としてじゃない、それ以上の思慕を向けながら、君の傍にいたんだ。」
ギルベルト:「…そう、か…。」掴まれてる袖をじっと見る。
イヴァン:「こんな部屋に閉じ込められなくたって、同じことか、それ以上のことを君にしたいってずっと思いながら隠してきた。僕を友達だと言ってくれた君を裏切ることになっても、まだ捨てることが出来なかった。」
ギルベルト:「……」
ギルベルト:視線がふらふら揺れて、言葉を選びながら呻く。「気づかなかったのは……悪かった。」
ギルベルト:「…変に思い詰めるのやめろよ。俺は、お前のこと、気兼ねなく話せるやつだって思ってたんだから。」
イヴァン:「いや、いいんだ。もう済んだことだから。気にしないで。」
ギルベルト:「イヴァン…?」
イヴァン:「いままでだってどうしたって捨てられなかったんだ。これからもきっと無理なんだ。今日ここで君と過ごしてみて、君に触れてみてわかった。僕は君を諦められない。」
イヴァン:「だからさよならなんだ。これが最後の一枚。僕にとっての、最後。」
イヴァン:カメラを持ち上げて笑うよ。
ギルベルト:焦って、喉がカラカラで、うまく喋れない。「……勝手だな、ずいぶん。カメラマンを惚れさせたらモデル失格かよ。」
イヴァン:「僕はもうカメラマンじゃないよ。君に、乱暴をしてしまうかもしれない、一人の、ありふれた一人の男だよ。」
イヴァン:「君を傷つけたくないんだ。こんな僕と一緒にいてくれてありがとう。君と出会えてよかった」
ギルベルト:「よく、ねえよ…。」それだけ絞り出すように言って、下向いてる
ギルベルト:混乱して何言ったらいいかわかんねえから、なんかもう涙声になってる
イヴァン:どうしようもなく好きだけどその気持ちを押し付けることでギルベルトを困らせたり傷つけたくないって思ってるけど…もうだいぶ悲しい思いてるね。
ギルベルト:俺はさよならしたくねえけど、代償に何を支払ったらいいかわからねえな…いきなり全部やれるほどゆるい頭じゃあねえんだ。
イヴァン:「ごめんね」っていって優しく優しく抱きしめる。
ギルベルト:黙ってイヴァンのシャツで涙ふいとく
イヴァン:ぽんぽんと背中をさすった後、自分のコートをギルベルトにかけてベッドを降りるよ。で、骨を調べる。
KP:骨には<目星>と<医学>が振れるよ。
イヴァン:どっちも初期値だね。両方振れる?
KP:どうぞ~
イヴァン:CCB<=25 [目星】
Cthulhu : (1D100<=25) → 1 → 決定的成功/スペシャル
イヴァン:CCB<=5 【医学】
Cthulhu : (1D100<=5) → 56 → 失敗
KP:そうだな~、じゃあ、1クリだから、医学情報も少しあげるね
KP:まず、頭蓋が二つあることから、素人でも遺体が二人分だと分かる。
KP:また骨の小山の中から、乾いた血のこびりついたナイフを見つける。
KP:骨の片方は頚椎に破損があったことから、縊死(首を絞めて殺された)、
KP:もう片方は鎖骨にナイフ傷があったことから、おそらく首の動脈などを切ったことによる失血死ではないかと予測出来る。
KP:こんな感じ。
イヴァン:殺し合い、または心中をしたってとこかな?
KP:そうも考えられる状況だね。
イヴァン:じゃあナイフを持ってギルベルトの元に戻るよ。
ギルベルト:「…イヴァン…?」コート頭からかぶってベッドに倒れてイヴァンを見上げてる
ギルベルト:「どうし……ナイフ?」
イヴァン:「はい、これ君に。」
イヴァン:「もし僕が君を傷つけそうになったら、これで僕を刺して。ためらわずに。」
ギルベルト:「はあ…?」かなり困惑してるけど、とりあえず受け取る
イヴァン:遺体の状況は伝えずに、ギルベルトにそういってナイフ渡す。殺し合いの可能性見て、万一このさきで何か起きて、イヴァンの気が違ってギルベルトに乱暴したらいやだなって。
ギルベルト:骨もあったし、ナイフに血もついてるから、なんとなく状況を想像はする…くらいだな。
イヴァン:「そう、写真を撮らなくちゃね」
ギルベルト:ナイフはとりあえずベッドサイドにでも置いておく
イヴァン:カメラを持つと今度はあっさり構えてシャッターを切るよ。骨をみてそれどころじゃないと察したね。
ギルベルト:「……そうだった。目、腫れてないか…?」
イヴァン:「ん?どんな君も君だよ。」写真術いける?
ギルベルト:「……」指先で目元いじってるけど、応じる。
KP:<写真術>どうぞ
イヴァン:CCB<=70 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=70) → 65 → 成功
KP:君は、鮮やかに赤く痕のついた彼の白い肌を写真におさめた。
KP:
KP:すべらかな肌。
KP:その生々しい質感は、触れれば柔らかく沈み、
KP:はわせた掌に寄り添うような体温を残す。
KP:彼も同じものを感じているだろうか。
KP:目の前で小さく、君の印がふるえた。
KP:ガチャン
KP:最後の扉が開く音がする。
KP:
イヴァン:「立てる?」ってギルベルトの方に手を差し出す。あ、ナイフ忘れずに。
ギルベルト:「…ん。」手は借りる。ナイフは…別にいらない…
ギルベルト:もたもた服の前直しておく。
イヴァン:「ナイフ、持っておいて。僕が安心するから。」そういって最後の扉のほうに歩いていって、聞き耳できる?
KP:聞き耳どうぞ
イヴァン:CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 11 → スペシャル
KP:扉の向こうから何も物音はしない。ただ、今までの部屋とは違った雰囲気を感じる。
ギルベルト:「いらねえ。お前が安心出来なかろうが、俺には関係ないし……血とかついてて気持ち悪い。」
イヴァン:「…そう」
ギルベルト:「…扉は?開いたのか?」
イヴァン:「…たぶん開くよ。でも、…」
ギルベルト:つうか普段銃持ってるやつにナイフ1本でどうこうできると思わねえんだけど…
ギルベルト:「でも?なんだよ…」
イヴァン:「…僕の後ろにいてね。愛してる。」そういって戦闘モードで扉を勢いよく開けて踏み込むよ。
KP:扉を押し開けると、そこは白い部屋ではない。
KP:扉いっぱいに溢れ出す光だ。
KP:
KP:【BGM:警戒/Satie:Gnossiennes No.1】
KP:扉をくぐる瞬間君が見たのは、君の後ろに立つギルベルトと、
KP:鏡に映る、さらにその後ろの何か
KP:それは始め人だと思った。
KP:しかしそれを頭より先に、背に走った怖気が否定する。
KP:
KP:体長は、2mを越えたくらいだろうか
KP:ゴム質の黒い頭には赤い大きな目、先の細い鼻、幅の広いクチと
KP:更に奥にカチカチと小刻みに鳴る細かな歯が見えた
KP:それは光りを照り返し鈍く光る。
KP:君の知っているヒトの身体の一部と、よく似通った
KP:しかし似ても似つかないおぞましさを持つ姿だ。
KP:信じがたい化物と遭遇した君たちは、<SANc 1/1d6+2>
ギルベルト:CCB<=43 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=43) → 4 → 決定的成功/スペシャル
KP:ギルベルトはSAN-1で42
イヴァン:CCB<=58 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=58) → 60 → 失敗
イヴァン:庇っていたはずなのに背後からきたからね…
イヴァン:1d6+2
Cthulhu : (1D6+2) → 4[4]+2 → 6
KP:イヴァンは-6で52
KP:一度に5以上のSANが減ったので<アイデア>をどうぞ
イヴァン:CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) → 84 → 失敗
KP:は、発狂はしませんでした…!
KP:"それ"は鏡の中から君を見て、そしてギルベルトに視線を移す。
KP:君は咄嗟に扉に入りかけた足を踏みとどまらせ、ギルベルトの腕を引くだろう。
KP:(何か1行動だけしてもいいけど…?)
ギルベルト:(多分俺様は引っ張られたら足元不安定だしそのままそっちによろけてる)
イヴァン:咄嗟に腕を思いっきり引いてギルベルトと化け物の間に割って入る。
KP:わかった。
KP:君はギルベルトを庇うように立ち位置を入れ替える。
KP:その時、背後の扉の外からの光が強くなり、君たちは強く、扉の外へ押し出される感覚を味わう。
KP:そして二人とも重力に逆らわず、光に飲まれてしまう。
KP:
KP:
KP:【BGM:日常,夜/Debussy:Suite bergamasque No.3 “Clair de Lune” 】
KP:気が付けばそこは、夕暮れの陽の差し込む一室だった
KP:意識が暗転した、あのアパートメントだ。
KP:窓の外からは街の喧騒が聞こえてくる。
KP:目の前には君に腕を掴まれたギルベルトが、目を瞬かせている。
KP:部屋を見るものの、あの空間の痕跡はどこにもない。
KP:本当に白昼夢だったのか、君にはわからない。
KP:わかるのは、目の前の彼と君がどちらも生きて
KP:また日常へ帰っていくということだけだ。
KP:
KP:(エンディングなんだけど、何かお話ししたかったら、どうぞ)
KP:
イヴァン:「帰って、きた?」
ギルベルト:「あ……え、なんだったんだ……今の…?」
ギルベルト:イヴァンの反応で、二人で同じ体験してるなってのは察せるな
イヴァン:あの不思議なカメラは手元にある?
KP:カメラは忽然と姿を消している。代わりに君たちの持ち物は、あたりに置いてあるだろう。
KP:また、ギルベルトの爪やハイヒール、首元の歯型なんかは、そのままだ。
イヴァン:無言でギルベルトをきつく抱きしめる。
ギルベルト:「…!」
ギルベルト:「イ、ヴァン…?」
イヴァン:「よかった…!君が無事で…ッ」
ギルベルト:「…はは、ああ、大丈夫だぜ…?」
ギルベルト:手を背中に回してぽんぽん叩いてやる
イヴァン:「君がいなくなったら、僕は…僕は…ぐすっ」
イヴァン:ギルベルトに涙をすりすりするよ。
ギルベルト:「大袈裟なんだよ…ほら、お前は?なんともないか?」仕方ねえからまた涙拭いてやる。
イヴァン:「うん、…平気。ありがとう」
ギルベルト:「そうか。はあ…まったくなんだったんだ」
イヴァン:「…僕が言った事って、覚えてる?」
ギルベルト:「……ああ、えっと……」
ギルベルト:「あ、あ~……お、おぼえてない………」
ギルベルト:目線あからさまにウロウロさせて、首のかまれたとこ手でいじる。
イヴァン:「じゃあ、ちょうどいいや。あれなんだけど、なかったことにしてくれないかな。」
ギルベルト:「あ?」
イヴァン:「最後の一枚、それだけあれば生きていけるって本気で思ってたんだけど。…なくなっちゃったんだ。」
ギルベルト:「……なくなっちゃっただ…?あ~」カメラがないの見てとる
イヴァン:ほら、って手を広げてカメラがないことを示す。
イヴァン:「うん。だからお願い。もう少しだけ一緒にいさせて。君を失うとなって生きた心地がしなかった。今更損ねようなんて気、起きないんだ。これからは誓っておかしなことはしないし、言わないよ。」
イヴァン:「だから、傍にいさせて。今更僕に死ねなんていわないでしょう、いくら君だって。」
ギルベルト:「…都合のいいこと言うけど」
ギルベルト:「……俺は、お前と一緒にいるの、楽しいぜ?……お前に、何て返事したらいいのか、今はまだわかんねえ」
イヴァン:「うん。それだけでもう僕は十分すぎるよ。君がいてくれたらなんだっていいんだ。」
イヴァン:「返事も無理に考えなくていい。」
ギルベルト:「……わかった。」うつむいて、軽く抱きしめてやる。
イヴァン:SANの減り方からしてよほどギルベルトを損なうことを恐れてるからね。もう見えるところで生きててくれたらなんでもいいってなってる(今は)
ギルベルト:答えを先延ばしにして、いつかまたこいつ泣かせるかもって思ってるけど、今はこの関係に甘えておく…。
イヴァン:「さて、君に料理教えてもらうんだっけ?そろそろ晩御飯だね」
ギルベルト:「ばっか!その前に靴屋だ!お前あの俺の靴幾らだったと思ってるんだ!」
ギルベルト:「靴屋が閉まる前にいくぞ!おら、来い!」
ギルベルト:耳引っ張って車に連行する
イヴァン:「え、2500ルーブル(5000円)くらい?」
ギルベルト:「ばっか5万だ!5万!」(10万円くらい)
イヴァン:「ええ!?そんなにするの!?」
ギルベルト:悪態つきつつ、アパートメントの階段はヒールじゃ降りれないから、抱っこしろって袖引いてみるか…。
イヴァン:袖引かれた段階でお姫様抱っこするよ。
ギルベルト:「大事に履いてたんだからな…俺様に似合う最高の一足を見つけるまで帰らせねえからな」
イヴァン:「うん、うん。いくらでもつきあうよ。気が済むまでも、気が済んでからも。」
ギルベルト:ああ、ヒールにマニキュアして靴屋行くのいやだな…靴は間違えて履いてかれたとか言い訳しようがあるけどマニキュア合わさるとな…そういう趣味じゃねえんだよ…
ギルベルト:ワンチャン車にグローブとか置いてねえかな…。
ギルベルト:帰りにリムーバーも買ってかねえと
ギルベルト:なんかだんだん冷静になってきて、返す返すイヴァンに向かってぽこぽこしながら、靴屋をはしごだ!
イヴァン:「僕の趣味だね、ふふ。何はいても何きてもギルくんは僕の知るギルくんに変わりないよ。」
ギルベルト:「その中でも最高のやつを探すんだよ!」
イヴァン:ぽこぽこされながら車に乗り込んでショッピングいくよ~。
KP:それじゃ、君たちの関係がこれからどうなるのかは、未知数だけど…
KP:とにかく今日のところは、君たちは車でショッピングに繰り出した…。
KP:後ほど、通達するスタジオの部屋番号を1フロア間違えていた…と謝罪の電話が君の携帯電話に掛かってくる。
KP:きっと君は後日、正しいスタジオでギルベルトの写真をまた撮るだろう。
KP:
KP:CoC『愛欲の小部屋』 シナリオクリア
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