5.1日目夕方
●●●セッション二日目
KP:---------------------------------------------------
イヴァン:「………」
KP:ガレージは奇妙な静寂に包まれている。
ギルベルト:「…イヴァン、歩けるか?」
イヴァン:「うん。…へいき」
イヴァン:「大丈夫?君は、どこか怪我とか」
ギルベルト:「俺は大丈夫だ。こっちには何もこなかった。…何も」
ギルベルト:脅威は感じなかった。こっちに向かってくる様子もなかった。気持ち悪いとは思いながら、あくまで気取らせない程度には顔色が悪い。
イヴァン:「……そう。君が痛い思いをしなくて、よかった……」
イヴァン:ちょっとおぼつかないけど、歩くのには問題ないよ
ギルベルト:「帰るか?…もう、ここに用はないだろ。あとは俺達のやることじゃない」
イヴァン:「うん……。あ、人を、呼ばなくていい?」
イヴァン:「……救急車、じゃ、ないよね…」
ギルベルト:「そうだな。…呼ぶなら警察だろ。でも、あの虫がやったことなら説明できることが何もない」
イヴァン:「……やっぱり、あの虫が関わってるのかな。警察呼ぶ?君が嫌なら、匿名にするけど」
ギルベルト:「そうだな。通報だけして…何かわかれば、新聞に出るかもしれないしな」
イヴァン:「…わかった。」
イヴァン:携帯を一旦しまって、ガレージを出ようとする
ギルベルト:「今、警察に時間はとられたくない。…帰ろう」
ギルベルト:支えが必要なら手を貸す。
イヴァン:大丈夫、とは言うものの割とよろよろしてるから…甘んじて支えられてようかな
KP:君たちがガレージを出ようとすると、ガレージの外から声がかかるよ
KP:「おい、誰かいるのか!」
KP:一人の若者が、シャッターをくぐって入ってくる。
自警団の若者:「近所から騒がしいと連絡を受けてな…何かあったのか」
ギルベルト:面倒なことになったな…
イヴァン:「あ、こんにちは…。ええと…」
KP:イヴァンが、若者は事件を受けて結成された私設の自警団の一人だと教えてくれる。
イヴァン:死体を見つけた経緯を、簡単に説明するけど。いい?虫のことは言う?
ギルベルト:虫のことは話す必要ないだろ、変に誤魔化してると思われるだけだ。
イヴァン:わかったよ
KP:若者は死体を見て「うおっ」とかうめくけど、君たちをガレージの外へ出すよ
ギルベルト:一応若者には
ギルベルト:「注文の品が届かないから見に来たらこの状態だ」
ギルベルト:「ここの店主と親しかった連れが結構ショック受けてるから早く帰って休ませたい」
ギルベルト:っていう感じのざっくりした説明をしてこの場を離れる
自警団の若者:「…はあ。そうか。ここは俺が引き継ぐ。なにか確認あったら連絡するので……」
自警団の若者:「…ん」
KP:若者は君をみとめる
自警団の若者:「ああ、またあんたか。昨日ぶりだな。なんだ、友達ってのには無事会えたか」
ギルベルト:「ん?昨日…友達…?」
自警団の若者:「なんだ、憶えてないのか?昨日、街で事件の話を聞いてきただろう」
自警団の若者:「連絡先は?ブラギンスキさんのところでいいのか?自分の街にこんなこと言いたくはないが、生憎物騒だから、あんたもさっさと帰った方がいいぜ」
KP:(まあ、メタだけどブラギンスキさんはイヴァンのことだから。若者がいいながら指してるのでわかることに)
ギルベルト:「悪い、ちょっとその話詳しく…聞かせてくれないか?」
自警団の若者:「うん?あんたが事件はどんな様子かって、話しかけてきたんだろう?昨日。まあ、一度会っただけのやつの顔なんかそうそう憶えていないもんか」
KP:自警団員は腕章をつけているので、事件について知っていたら傍目にも自警団員だということはわかるだろう。
ギルベルト:事件のことを調査してまわっていた?これ以上、こいつに詰め寄るのはあやしいな。
自警団の若者:「しかしまあ……見ての通りだよ。遣り方が尋常じゃないだろ。どんな奴が潜んでいるんだか」
ギルベルト:「そうだな。…早く解決したらいいな。こんなんじゃ安心して生活できねぇだろ」
自警団の若者:「まったくだ。なにやら虫のお化けを見たとかって奴までいるしな…勘弁してほしい」肩をすくめる
ギルベルト:「虫のお化け?何だそれ…」
自警団の若者:「うん?夜だったし…あいつの見間違いだと思うがね。うちの自警団の奴だよ…。なんだよ、あんたも見たとか言わないだろうな?」
ギルベルト:「いや、俺もちょっと気になることがあって…見間違いかもしれないけどな?同じものかもわかんねぇし、どんなこと言ってたんだ?」
自警団の若者:「……さあ…夜の市場をフラフラしている不審者がいて…なんだったかな」
自警団の若者:「そこで虫のお化けが飛び出してきた!だったかな……ふふ、傑作だろ?」
ギルベルト:「そいつ、いつも市場にいるのか…?」
自警団の若者:「お化けを見たやつ?」
ギルベルト:「そのお化けを見たって奴に詳しく話を聞きてぇんだけど」
自警団の若者:「あんた変わってるな。他所者の考えることはわかんないね、まったく」
KP:夜は夜警で移動してるし物騒だから
KP:朝、市場の立つ時間に、広場のカフェで朝ごはん食べるのが日課だって教えてくれるよ
ギルベルト:了解、それだけわかれば十分だ。青年にお礼と邪魔した詫びをして帰ろう。
KP:若者は携帯電話でなにやら通報したりしている。もう帰って大丈夫だよ
KP:まっすぐお家でいい?
ギルベルト:今、街に用事はないな。そのまま帰る。
KP:わかった
KP:【BGM:日常/Satie:Je te veux】
KP:家に帰ってきて、16時前くらい。日が暮れ始めている
KP:おかえりなさい!靴下が玄関で待ってるよ
イヴァン:「…ただいま。靴下。」
ギルベルト:「留守番ごくろうさん!」靴下を抱き上げるか
KP:「にゃ~」抱き上げられてる
イヴァン:それをぽんぽんてしてから、ダイニングに行って座るよ
ギルベルト:じゃあ、ダイニングについていって靴下をイヴァンの膝にのせる。
イヴァン:えっ
ギルベルト:「お前、大丈夫か…?」
イヴァン:「……う、うん。??」靴下を抱っこするよ
ギルベルト:アニマルセラピーだ
イヴァン:「ちょっと、体ぎしぎしするけど……だんだんよくなってきた、かな」
KP:靴下はイヴァンに抱かれて、腕にあご乗っけてる
ギルベルト:「ちょっと人の心配ばっかりだけどお前のほうが変な光線浴びてたんだからな」
イヴァン:「……うん。心配してくれて、ありがとう…。痛い以外は、変なとこ、ないよ。休んだら大丈夫だと思う」
ギルベルト:「別に心配してねぇけど、早く休めよ…何か飲むか?」照れくさそうに頬を掻く
イヴァン:「……うん」
ギルベルト:「完璧に美味しい珈琲を淹れてきてやる」
ギルベルト:キッチン何も確認してないから、一緒に見てくるか
イヴァン:「…ふふ。たのしみだな」
ギルベルト:キッチン行くぜー
KP:生活感はあるがよく手入れされているキッチンだ
KP:朝の描写の繰り返しになるけど、単身者らしく食器の数はそう多くないが、冷蔵庫はやや大きいようだ。
KP:探せば、あまり使っていないペーパードリップの用具と挽いた豆があるよ
ギルベルト:何かよく見て気になる点とか出てくるか?
KP:<芸術(料理)>で見てみようか
ギルベルト:CCB<=85 【 芸術(料理) 】
Cthulhu : (1D100<=85) → 57 → 成功
KP:豆は袋のサイズからいって、量り売りのものを少量購入したようだ。普段はあまりコーヒーを飲まないのだろう
ギルベルト:買ったのは最近か?香りがとんでるわけでもなく
KP:そうだね。最近って感じ。美味しく淹れられそう。
KP:もちろん今ローストして挽いたのには劣るけどね(※このコーヒー豆についてはギルベルトの職業からこの班のみに追加した要素。)
ギルベルト:まぁ、普通に出入りしてるんだろうな。知り合いだったことは間違いなさそうだしな。
KP:コーヒー淹れるのも<芸術(料理)>しよ!ワクワク
ギルベルト:じゃあ、完璧に美味しい珈琲を淹れて戻る。
ギルベルト:CCB<=85 【 芸術(料理) 】
Cthulhu : (1D100<=85) → 20 → 成功
KP:ダイニングキッチンが香ばしいいい匂いに包まれる
KP:靴下は膝からぴょいっと降りるよ
イヴァン:「…ふふ、いい匂い」
ギルベルト:美味しい珈琲を振る舞う。感動して俺様を褒め称えろ!
イヴァン:フーフーしながら飲むよ
ギルベルト:「あたたまったら少し落ち着くだろ?」
イヴァン:「……うん。美味しいよ…。ギルベルト」
ギルベルト:「! …当たり前だろ」頬が赤くなる。イヴァンからすいっと目を逸らす。
イヴァン:「…そうだね、ホッとした。」
イヴァン:黙ってコーヒーを飲んでる
ギルベルト:そういう感じならさりげなく話題を振れるか
KP:(KPワクワク)
ギルベルト:「イヴァン…ちょっと聞きたいんだけど」できるだけ落ち着いた声で話しかける
イヴァン:「…なに?」
ギルベルト:「名前、大事な奴の…って、言ってただろ」
イヴァン:「………うん」
ギルベルト:「俺がそれ使ってて、そいつが来た時にどうするんだよ…」
イヴァン:「……」
イヴァン:「………その子は、」
イヴァン:「………わからないけど……。多分、もう来ない。」視線をカップに落とす
ギルベルト:「…何かあったのか?」
イヴァン:「………わからない。でも……」
イヴァン:「………ううん。なんでもない」ちょっとまばたきしてる
イヴァン:「君は、気にしないで」
ギルベルト:「そうか。悪かった…嫌なこと聞いた」
ギルベルト:さすがにこの程度じゃ口は割らないか
イヴァン:「……ううん。そうじゃ…ないから。」
ギルベルト:「ん…?」
イヴァン:「……君は、気にしないで…ここに、いてよ…。」立ち上がって、君の髪の毛をふわっと触ってから、キッチンにいくよ
イヴァン:カップを片付ける
イヴァン:「……夕飯、どうしようかと思ってるんだけど」
イヴァン:「ロールキャベツとハンバーグ、どっちがいい?」
ギルベルト:「ハンバーグだな。…手伝おうか?」追いかけてキッチンに入る
イヴァン:「本当?助かるよ。後で、お願いする」
KP:外はだんだん暗くなり始めている。
ギルベルト:「イヴァン、俺は…ここに居て、いいのか?」
イヴァン:「…えっ」
イヴァン:「………うん。ここに、居て…よ。」
ギルベルト:「なんで、俺にここまでする?…ただ拾っただけの、知らない奴だろ」
イヴァン:「……なんでって……。理由は、ないよ…。心配で……それで」
イヴァン:「……僕は、ひとりだし…」
ギルベルト:イヴァンにはさっきの自警団との会話は聞こえてなかったんだよな。
KP:どうかな~?少し離れたところにはいたけど、どっちだったかは君にはわからない
ギルベルト:まだ俺が知り合いだってことを思い出してるところまで気づいてなさそうなら、もう少し突っ込んでみるか。目的が何なのか確認したい。
KP:どうぞどうぞ
KP:イヴァンは片付けが終わったら、書斎から蒐集品を持ってきてここで作業するみたいだね
KP:ダイニングで、変な形の貝殻を持ってきて磨いたりしてる
ギルベルト:「だから、俺は大事な奴の代わりか?」イライラして語気が強くなる
イヴァン:「………代わりじゃ、ないよ。そんなこと、ない」
イヴァン:「……ごめん。いや?」
ギルベルト:「なんでそんなことが言い切れる?」鋭く見据える
イヴァン:「………なんで?……うーん…そうだね…。ごめん…。」
イヴァン:少しまばたきして君を見た後、手元に視線を落とす
ギルベルト:「お前の目的がわからない。お前に気にしてもらうことが嫌じゃない。…だから、本当は誰に優しくしたいのか、わからなくてイライラする」苛立たしげに頭を掻く
イヴァン:「……目的…?」
イヴァン:「……目的なんて……ないよ。君に、居てほしい…。それだけ。」
ギルベルト:「お前と、俺が、そんなに仲がいいわけないだろ…?」
ギルベルト:今のところイヴァンには大事な奴がいて、俺とは諍いがあったような形跡しか見つけられてねぇしなあ…
イヴァン:「……」
イヴァン:「………ごめん…。」ちらっと君を見るけど、また下を向く。
イヴァン:これ、君は立ってお話ししてるのかな?
ギルベルト:俺は立ってるな。
イヴァン:それなら僕は、見上げたり、下向いたりを繰り返してるわけだね
ギルベルト:「…もういい、よくわかった。」って吐き捨てて日記を持って退散する。追いかけてくる気配がないなら書斎に邪魔するぜー
ギルベルト:ギルベルト=の情報が聞き出せればと思ったんだけどな難しいな。
KP:<聞き耳>~
ギルベルト:CCB<=65 【 聞き耳 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 97 → 致命的失敗
KP:あ~あ~
KP:君はバタン!って書斎の扉を閉めるけど
KP:小指を挟む。<HP-1>
ギルベルト:うわぁ…かっこよく退散したかったな。ここで!
KP:HP12だね
KP:まあ、イヴァンは見てないから
ギルベルト:「っ…くそ!」踏んだり蹴ったりだな
KP:それじゃあ書斎だね。表はそろそろ完全に日が沈む
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